紅が所属してるのは
「AEGIS」(イージス)という組織です。
紅の世界はエイリアン的な怪物が大半を支配していて、人類のほとんどが滅んでしまっています。生き残った人間達は巨大な要塞を築き、その中に暮らしているんです。
地名は特に決めていません、ただ日本だということは確かです。
イージスはその生き残った人間達を守るのが仕事で、紅はエイリアンと素手で戦える唯一の兵器なので組織から重宝されています。
紅の仕事は要塞を守るのもそうですが、主な仕事は要塞の外の探索活動の護衛をすることです。
紅には特殊な能力を持つ仲間が二人いて三人1チームで組んでいたのですが、二人はエイリアンに殺されてしまい、エイリアンと直接戦えるのはもう紅しかいないんです。紅は表には出しませんが、二人を助けられなかったことを今もずっと悔やんでいます。
実は紅は、エイリアンにさらわれて改造された娘なんです。紅はその事を知りません。というより昔の記憶の大半を失っていて、獣化は生まれ持った能力だと思っています。
今の科学では到底追いつけないエイリアン達の高度な技術で、紅は通常のエイリアンより戦闘に特化した生物兵器に作り替えられているのです。
組織の人達は紅を目標に生物兵器の研究を続けていますが、なかなか成功しません。
だから今は毒を以って毒を制す状態なのです。紅は組織にとって、研究対象としても人類を守る兵器としても、なくてはならない存在なのです。