結「そういえば気になっていたのだが」
ヌシ「何をだー?」
結「透伊は私達の中で唯一魔術の知識があると書いてあるが」
透伊「使いませんよ」
えっ
透伊「えっ、じゃねーよ。使わないに決まってるだろ」
結「まあ、好き好んで使う物ではないな」
ヌシ「クトゥルフの魔術を好んで使うヤツなんて狂信者くらいだぞ」
そ、そーだけど…
透伊「それにお前が『正気失ったら自動発狂』って設定にしちゃったから、魔術使ったら発狂するじゃん」
ヌシ「言われてみれば……」
結「ちょっと待て。まさかとは思うが、私達狂気に対する耐性低くなってないか?」
ヌシ「だろうなー。SANチェック無しで自動発狂だからな」
透伊「SANチェックは面倒くさいっつって無しにしたし」
てへぺろぽよ~ん☆
三人(イラッ)
いやでもさ、発狂しても終われば気絶するだけで正気は回復するんだよ?SAN無くならないってことだよ?
透伊「SAN無くならないってのは魅力的ではあるけど」
しかも結さんは能力による身体強化付き。
ヌシ「つまりピンチになったら結を発狂させれば良いと」
結「冗談でもやめろ!」