透伊のちょっとした秘密?

作者:邪魔イカ

透伊「……眠い………」

結「え」

ヌシ「何?」

透伊「んー……眠いー……」

結「なっ、ちょ、ちょっと待て!ヌシ、布団だ!!」

ヌシ「あーらほーらさっさーい!」バサッ

透伊「…………」スヤスヤ

譲「………何事?」

ヌシ「あ、ジョー!!」

譲「ゆずるだっつの。何してんですか?そんなに慌てて」

ヌシ「透伊が眠いと言うから、布団を用意したんだぞ!」

ロイド「ほう。随分と甘やかすのであるな」

結「いや、これには理由があってな……」

アリス「理由?」

結「透伊が研究の中で成長抑制剤を作り、服用しているのは知っているだろう?その薬の副作用で、透伊は殆ど眠れない身体になっている」

譲「不眠症ってヤツか」

アリス「あ、そういえば初めて会ったとき

『タイプはかくとう又はあく、特性はふみんです!(キリッ)』

って言ってたような」

譲「ポ◯モンかよ」

ロイド「しかし、今はぐっすり眠っているようだが」

結「人間は疲れると眠くなるだろう?透伊は疲れの許容範囲を無理矢理広げた様なものだ」

譲「つまり?」

結「透伊が眠気を訴えるということは、心身に疲労が極限まで溜まっているということだ」

アリス「だからあんなに焦ってたんだね」

結「あまり無理はさせたくないからな」

 

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最終更新:2014年05月28日 01:40