鞍馬山に住む狗賓(ぐひん)で、鴉斗の部下。山の見回りが主な仕事で日夜鞍馬山を駆けている。
常に無口、無表情。主人の言うことは忠実に聞く。多少毛色が違うとはいえ天狗族の一人なので、自分の誇りを汚されることを嫌う。
鴉斗と同じく風を操るのが得意。少しだが火も操ることができる。
狗賓(ぐひん)は天狗の一種だが、他の天狗とは違い狼の姿をしている。天狗としての地位は一番低い。
天狗倒しや天狗火といった現象は狗賓が起こしている。
元は山の神の使いとされている(そもそも天狗自体が山の神とされている)。
