牙狼丸登場

作者:R

 

フェン「えーと、今日のゲストは
“フェンリルに縁のあるキャラ”…だって?」
怜「あの殺人料理作る娘?」
紅「レインちゃん?」
フェン「いや二回も来ないだろ、誰だ?レイン以外に縁のあるキャラなんて……」

?「こんちは」ガラッ

フェン「……」ジッ
?「……」ジッ

フェン・?「誰?」

怜「どっちも知らねぇんかい!」
紅「えーと、何なに…」カサッ
怜「何?その紙」
紅「創作者から預かった紙、えっとね、この娘は
きば…ろう……まる?」
ガロ「“牙狼丸”と書いて“ガロマル”と読むんだ
どうも、姿は人だけど妖怪のガロマルと申します、宜しく」
怜「犬っころ…2号!?」
紅「犬耳だ…!犬耳が生えてる!」
怜「しかも背、高!」
ガロ「3人より少し高いだけだよー、犬耳触るかい?」スッ
紅「良いの!?」
ガロ「もちろん」ニコリ

紅「お…おおお…!」サワサワサワ
ガロ「あなたもどうぞ」
怜「いや、私は…」
ガロ「ふーん?」ピョコピョコ
怜「…!」ウズッ

怜「何これ…すごい!」サワサワサワ
(誘惑に負けた)
ガロ「♪」
フェン(くっ!なんだこいつ!あっという間に二人の心を掴みやがった!)ギリギリ
ガロ「どうした?」
フェン「おっ、お前には妖怪としての誇りがないのかっ!?」
ガロ「へ?」
フェン「人間にデレデレしやがって!妖怪の名が廃るぞ!」ビシッ
ガロ「だって私人好きだし、元が犬だから誇りもクソも…
人と仲良く出来ればそれで良いかなーって」ピョコピョコ
フェン「なっ…!?」
怜「あんた、何訳分かんないことでケンカ売ってんのよ」モフモフ
紅「そうだよー、ガロちゃん何も悪いことしてないじゃん!」モフモフ
フェン「ぐっ…」
(何故だ!?何故同じ人外、獣ポジでこんな扱いの差が…!?)

怜「で、結局犬っころ同士、何の縁があるってわけ?」モフモフ
紅「えーっと、“同じ人外の獣ポジってことで、企画メンバーに入れる時に悩んだ二人”らしいよ」モフモフ
怜「へー」モフモフ ピタッ

 

怜「どっちか悩んだあげくアレ(フェン)になったってわけ!?」
紅「らしい」
怜「うっわ、創作者センスねぇ…」ボソ
フェン「んだとゴラァ!」
怜「こんな素直で可愛いわんちゃんがいるなら、こっちのが良かったに決まってるじゃん!」
紅「なんかガロちゃん、穏やかだよねー」モフモフ
ガロ「撫でられるの好きなんだよー」ホワワン
フェン「ぐぐぐぐぐ」プルプル
怜「今からでも、企画メンバーをガロマルに変えて貰いたいわね」
フェン「はあっ!?」
紅「確かに良い娘だよねぇガロちゃんは…あ、でもフェンリルと変えて欲しいってわけじゃないからね!決してそういうわけじゃないからね!」
フェン「お前ら…うぅう…」ジワッ(半泣き)
怜「あーでも、本当に可能なら是非ガロマルを入れてもらいわー」
紅「お試し期間とかあったら良いのにねー!」
ガロ「そんなに気に入って貰えるなんて嬉しいなぁ」
ワイワイ
フェン「ぐぬぬぬぬぬ…

やっぱり人間なんて大っ嫌いだぁああっ!!!」ダバァア(大泣き)

怜・紅「あ」
ガロ「ありゃりゃ」
怜「…いじめすぎたわね」
紅「だね」
ガロ「悪いことしちゃったなぁ」
怜「まぁそのうち戻ってくるわよ」
ガロ「フェンリルって、寂しがり屋で意地っ張りで可愛い娘だねぇ」
怜「可愛い!?ギャンギャンうるさいだけの馬鹿犬よ!?」
ガロ「私が会って来た人外は、300年も生きると、人を殺して喜んでるような奴ばかりだったからなぁ…あんなに人が好きな奴は珍しいよ」ニカッ
怜「…あんた、どんな世界で生きて来たのよ?」
紅「ガロちゃん、人殺してたの…?」
ガロ「いや、私は“人は”好きだから殺したことないよ」
怜「なんか意味深…」
ガロ「ははは、若気の至りってやつかな、昔は結構暴れてたからね!私に比べたらフェンリルなんて可愛いもんだよー」ヘラッ

怜「ガロマルて見た目より凶暴なのね」コソッ
紅「昔から笑顔のキャラは、クソ強かったりするよね」コソッ
ガロ「聞こえてるぞー
まぁあれだ、もしフェンリルが何か悪さするような事があったら言って?全力で駆除してあげるからさ」ニコニコ
怜・紅「い、今の所は大丈夫です…」

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最終更新:2014年05月29日 00:30