作者:まふらー
「…~♪」
更紗「…歌?誰でしょうか…」テクテク
アリス「綺麗な歌…誰が歌ってるんだろ」トコトコ
更紗・アリス「…あっ」
アリス「更紗ちゃんも歌が聞こえて来たの?」
更紗「そうです、とても綺麗な声だったから…アリスさんもですか?」
アリス「アリスでいいよ!それにしてもほんと、綺麗な声だよねー」
更紗「…じゃあ、アリスって呼びます。あ…あれって志苑さんじゃないですか?」
アリス「志苑ちゃん?わ、ほんとだ…」
志苑「~♪」
更紗「わあ…志苑さんは歌が上手なんですね。澄んだ歌声で、聴いていて落ち着きます…」
アリス「ね!私知らなかったよ~」
志苑「~♪…わっ!ふ、二人共いつからいたの」
アリス「えへへ、良いものを聴かせてもらっちゃったーっ」
志苑「うぅ…話し掛けてくれればよかったのに…」カアァ
更紗「特に用事がある訳ではなかったので…」
アリス「すっごく良い歌だったよ!ね、更紗ちゃん」
更紗「はい、とても」
志苑「…むう、私ばっかり恥ずかしいよー…二人も何か歌って!」
更紗「え!?わ、私は遠慮します!」
アリス(うーん、歌かあ…フェンリルの歌、聴いてみたいかも…)ポヤー
志苑「だめだよー、二人も歌うのー」
更紗「だ、だから、あ、アリスからも何か言ってください!」
アリス(今度言ってみようかな…デュエットとか出来たら、なんてね!)
更紗「…あの、アリス?聞こえてますか…?」
志苑「アリスちゃん…?どうしたのかな…」
フェンリル(…なんか、とてつもなく恥ずかしい事をさせられそうな予感がする…気のせいであってくれ)ブルッ