作者:まふらー
フェンリル「ずっと気になってたんだが」
七瀬「んー?」
フェンリル「お前、本当に天使なのか?」
七瀬「…たしかに悪魔の方が似合ってるー、とかよく言われるけどさ」
フェンリル「そうじゃなくてな…いや、それもあるけど」
七瀬「あるんだw
…で、どうしてそう思ったの?」
フェンリル「まず、俺に対して敵対心が無い。それに、」
七瀬「匂い、とか?」
フェンリル「…!そうだ、実際の所どうなんだ」
七瀬「まあ、ぶっちゃけると…天界に居たことなんて無いんだよね」
七瀬「文字通りに天の使いって訳じゃないから、そりゃあ君とスキンシップも取れるよ」
フェンリル「…やっぱりな。じゃあお前は何者なんだ…?」
七瀬「うーん…もう一つ言えば、気付いたら此処に居たんだよ」
フェンリル「……」
七瀬「でもさ、力だとかは無くても翼はあるし、姿形がソレなら天使で良いんじゃないかな」
フェンリル「…なんか適当だな」
七瀬「ははは、別に自分のことを知りたいとか思ってないからね。今ここで楽しく過ごせれば僕は問題無いのさ」
フェンリル「…よく分からない奴だな…」
補足というか何というか
七瀬君はこの世界の何かによって創られた存在、という設定です。
何のためにー、とか何が七瀬を創り出したのかー、とかは決めてなかったりします。ご都合主義です。
この世界で誕生したので実質0歳だったりもしますが、知能は備え付けなので問題無いのです。
神聖なオーラも何も無いので、フェンリルさんとも種族の面では「天使と悪魔で相性最悪」なんて事態が起こらないという…