紅ちゃん、お勉強する

作者:邪魔イカ

 

紅「うう、わかんなーい!」

結「そう言うな。ほら、もう一度」

紅「結さん、勉強って何かの役に立つんですか?」

結「学んでおいて損ということは無い」

紅「うう……」


透伊「お、結さんに紅ちゃん。何してるんですかー?」

結「透伊か」

紅「結さんに勉強を教わってるんです」

透伊「ふーん……何の勉強をしてるんですか?」

結「今は諺や故事成語だな」

透伊「なるほどー、では紅ちゃん!問題です!」デデン!!

紅「えっ、いきなり!?」

透伊「『虎穴に入らずんば虎児を得ず』は、どういう意味の言葉でしょーか!?」

紅「え、えーっと……分かんない……」

透伊「正解は、狂気に首突っ込まないと分からない事もある、という意味さ!」

結「そこを基準に教えるな馬鹿者!!正しくは『大きな成果を得るには危険を冒すことも必要』という意味だ」

紅「そうなんだ……」メモメモ

透伊「紅ちゃんがまた一つ賢くなった所で、俺はもう行きますよー。最近機械の故障が相次いでましてね」

結「ああ、もういいからさっさと行け」

紅「透伊ちゃん、ありがとう!」

透伊「頑張ってねー紅ちゃん」

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最終更新:2014年05月30日 01:28