作者：邪魔イカ
大塚の突然の思い付きで幹部と有志の皆さんが劇をすることになったらしいです。
ポリシア「どうも。ナレーションのポリシアです。全く何故私がこんな事をしなければならないんですか。大塚さんの思い付きもいい加減にしてほしいですね」
大塚「ポリシアちゃん、もう本番始まってるからね？」
ポリシア「失礼しました。昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがいました」
サクラ「大塚と夫婦……大塚と夫婦…………」
大塚「サクラちゃん鼻血拭いて！」
ポリシア「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯n」
サクラ「いいえ、私も山へ行きます。大塚は私が守ります」
大塚「ええ!?ストーリー違くなっちゃうじゃん！」
ポリシア「もう面倒だからいいですよそれで。おじいさんとおばあさんが山を歩いていると、山の上から大きな桃がゴロンゴロンと落ちてきました」
大塚「うわあああ桃転がってきた!!なにこれこわい!!」
サクラ「下がってください、大塚！たあっ!!」ﾄﾞｽｯ
ポリシア「おばあさんが手に持っていたフォークを突き刺すと、桃はパカッと真っ二つに割れました。すると中から玉のような言弁さんが出てきました」
大塚「あれ、ここで割るの？てか玉のような言弁って何!?」
言弁「……何故山なんだ」
大塚「……わかんない」
ポリシア「言弁さんはすくすくと成長し」
大塚「いや既に成体だったけどね」
ポリシア「なんやかんやで言弁さんは鬼退治に行くことになりました」
大塚「めんどくさくなったね？」
言弁「なんやかんやで鬼退治に行くことになった」
大塚「う、うん。頑張ってな………あ、そうだコレを持って行け」
ポリシア「おじいさんは言弁さんにきびだんごを……って何ですかそれ」
大塚「え、きびだんご」
サクラ「大塚……それはきびだんごですか？」
大塚「えっ？きびだんごっていったらこれでしょ!?」
言弁「そうか……？まぁいい、行ってくる」
ポリシア「こうして、言弁さんは旅立ちました。彼の闘いは始まったばかりなのです」
大塚「え、打ち切り!?」
鬼役の千登世さん「私の出番はー!?」
