作者:邪魔イカ
ポリシア「昔々あるところに、浦島太郎という若者が……若者?」
大塚「ポリシアちゃん、疑問符を浮かべないで」
ポリシア「失礼しました。浦島が浜辺を歩いていると、子供と亀がいるのが見えました」
透伊「さっきはよくもやってくれたなァ?ええ?」
子供「ひぃいい~お助けー!!」
大塚「こら、そこの亀!!子供を苛めるのは止めなさい!!…………って、亀!!!!!!」
透伊「あー?んだよ兄ちゃん、やんのか?」
大塚「ええええ何この亀ガラ悪!!ストップストーップ!どうしてこうなった!」
透伊「子供に身も心もズタボロボンボンにされてグレてしまった亀を表現したんですが」
大塚「いや重い!!そういう暗い過去の演出とかいらないから!とりあえず、さっきの所からやり直し!」
ポリシア「いいですか?浦島が浜辺を歩いていると、亀が子供達に苛められていました」
子供「このー!うりゃー!」
透伊「うわーいたいよーやめてくれよー(棒)」
大塚「こら、そこの子供達!」
子供「なんだおまえー!」
大塚「何だかんだと言われたら!……ってコレ悪役の台詞だった……子供達!亀を苛めるのは止めなさい!!」ババーン
子供「ちぇっ、行こうぜー」
透伊「助けて頂いてありがとうございました。では、俺はこれで」
大塚「えっ?……ちょっ、え?竜宮城はぁああああああああああ!!!?」
ポリシア「浦島の悲痛な叫びは、辺りに虚しく木霊しました……おしまい」
大塚「本当におしまいにされた!!」
結「…………これは一体何なんだ?」
言弁「俺が知るか……」