迷子

作者:名無しさん

怜「あー、暇……ん?迷子?」

痴女「……?」怜の方へ歩く

怜(こっちきた、保護するべき?)

痴女「あなた誰?」

怜「私は怜だけど……お嬢ちゃん迷子?名前は?」

痴女「まいごじゃない。なまえ……ない」

怜「一人なの?」

痴女「……」首を振る

痴女「さらさといた」

怜(さらさ……あぁ、更紗か)

痴女「さらさどこ?」

怜「はぐれたの?」

痴女「……」コク

怜「それを迷子って言うんじゃ……」

痴女「……」

怜「……」

痴女「さらささがしにいく、ばいばい、れん」怜から離れる

怜「ん…………あ゛ー」頭を掻く

怜「待って、私も行く」痴女を追いかける

痴女「れんも?なんで?」

怜「一人にして死なれても、寝覚めが悪くなりそうだから」

痴女「しんぱいってこと?」

怜「まあ……そうかもしれない」

痴女「ありがと、れん。いがいとやさしいんだね」ニコッ

怜「褒めてるのか貶されてるのか微妙だけど……ありがと」

痴女「てつないでもいい?」怜の手を握る

怜「別に……ってもう握ってるし」

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最終更新:2014年05月31日 17:54