レイラ「マイカの髪って綺麗だよねー」
マイカ「そうかなあ……?」
レイラ「そうだよ!ずっと森の中にいるのにつやつやだし、枝毛もあんまないし……なにか秘密でもあるの?」
マイカ「うーん、秘密ってほどのことでも……オニが定期的に色々やってくれるから」
レイラ「オニさんが?」
マイカ「うん」
オニ『嬢ちゃん、そろそろ帰るぞ』
マイカ「あ、オニ。ねえ、いつものやってー!髪のやつ!」
オニ『ここでか?レイラの姉御もいるけど……』
マイカ「見たいって言ってるし、ねえレイラ!」
レイラ「え、うん!」
オニ『わかったわかった、じゃあやるか』
オニ実体化
レイラ「オニさんだー!相変わらず強面でかっこいいですね!」
オニ『姉御……それ褒めてるのか……?』
レイラ「?褒めてますよ?」
オニ『ならいいが……まあいい、ちょっと離れててくれ』
レイラ「はーい」
オニ『嬢ちゃん動くなよ?』
マイカ「わかってるって!じゃあよろしく!」
オニ『よしきた』ジャッ
レイラ「!」
オニ『……』シャシャシャッ
レイラ「こ、これは……!」
オニ『……よし、終わったぞ嬢ちゃん』キン
マイカ「ありがとうオニ!」
オニ『お安いご――!?」ドンッ
レイラ「オニさんすごいっ!私もやってください!いやその前に手合せ……いややっぱラフェの髪を……いややっぱり最初に手合せお願いします!」ギュウ
オニ『ちょ、お、落ち着け、落ち着けって姉御!ていうかくっつくなって!』
オニ(ていうか背中になんかやっこいもんが当たってるんだが気のせいだろうか気のせいだろははははは)
マイカ(二人ともかわいい)
作者:銀