【名前】火多陽一(ひだ・よういち)
【性別】男
【年齢】22歳
【職業】無職(就職活動中)
【外見】中肉中背、冴えない草食系男子。
【性格】優柔不断で決断力に欠ける。
【異能】
「百聞一見」
手で触れた空間や物体に焼き付いた残留思念を読み取る異能。過去にあった出来事を知ることが出来る。
ただし、「ここで◯◯が□□に△△で殺された」などと正確に理解できるのは最大で約一時間前まで。
それ以上の時間が経つと思念は拡散し、「ここで誰かが誰かに棒のようなもので殺された」など精度は著しく低下する。

「火多流忍術」
異能ではなく、異能が呼び覚ました業。
脈々と受け継がれてきた忍びの血を異能「百聞一見」が読み取り、歴代の火多忍者棟梁の知識・経験・術が転写されたもの。
これに至り、当世に火多忍者は蘇ることとなる。

【詳細】
都内に住む大学生。就職活動に難航し、いまだ内定を得ていない。
50社目のお祈りメールを受け取ったところで心が折れ、両親からしばらく田舎で休養するよう勧められて、祖父が住んでいた山折村を訪れた。
祖父はすでに他界しているが、祖父の住んでいた家は民宿として役場に管理を任せている。

陽一の三代前、曽祖父は戦国時代から続く火多忍者の最後の棟梁である。
火多忍者は大名、幕府、政府と主を変えながら歴史の影で生きてきたが、第二次大戦の敗戦とともに業を捨て、市井に紛れ生きてきた。
術や知識の伝承は途絶えたが、その血がうずくのか陽一も父も祖父も走り、跳び、泳ぎ、登り、動き回ることが大好き。
そのため性格に似合わず運動能力はかなり高く、本気で打ち込んでいれば日本代表すら狙えたレベル。

災害発生後、ふとしたことで出血し、その血に触れたとき陽一の中に眠る忍びの遺伝子は覚醒した。
読み取ったのは火多の血に眠る忍びたちの記憶。ここまで深く読み取れるのは陽一自身もその血に連なるが故である。
異能発現後は戦国時代に生きた先代たちに影響され、言葉遣いがやや古めかしく、また少しだけ強気になる。

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最終更新:2022年12月05日 21:03