【名前】白浪 流 (しらなみ りゅう)
【性別】男
【年齢】36
【職業】窃盗犯・転売屋
【外見】人相の悪い短髪の男。髪などが落ちないようにニット帽と長袖の衣服、またマスクをつけている。
【性格】極めて自己中心的かつ、卑劣。悪知恵ははたらくが教養は無い。
【異能】
『カギをかけねえお前が悪い』
相手の異能を盗む異能。
加えて、相手は短時間、異能の発動が失敗する可能性が現れる。
厳密に言えば異能ではなくウイルスの一部を盗んでおり、これによって相手の異能の発動を阻害し、自身の力に変えている。
時間が経てば体内の菌環境が再び正常にかえるため、すべて元に戻るのだ。
そのため、原理的には他の人間に盗んだ異能を渡すことも、ゾンビからウイルスを盗むことも可能ではある。
【詳細】
無人販売所を見つけては、代金を支払わずに根こそぎ持ち去り、フリーマーケットで売りさばいている男。
それだけではなく、桃やブドウなどの高級ブランドに目を付けては、軽トラックの荷台に乗せられるだけ乗せて去っていく。
発覚を遅らせるため、農産物は夜中に間引くように盗み、かつ足が付きにくいように複数県をまたいで活動する悪賢さを持つ。
しかも倉庫を所有してはいないため、自宅には保管の悪い商品が放置されており、腐れば山中に放棄している。
警察に逮捕されたときは、『ただで持って行っていいものだと思っていた。反省している』という答えで通そうと考えているが、当然反省する気などない。
それどころか、
『田舎の農家は自分たちが一番おいしいものを確保し、消費者には一段劣るものを高い値段で売りつけている。
それを安値で市場に流しているのだから自分は市場の活性化に貢献している、感謝されることはあっても非難される筋合いはない』
と考えており、罪の意識など欠片もない世界の全生産者の敵。
山折村に訪れたのも、現地食材を利用した人気ラーメン店やファストフード店の噂を聞きつけて、それならがっぽり稼げる商材があるだろうと考えたからである。
最終更新:2022年12月11日 14:20