【名前】依估 来沙(いこ らいざ)
【性別】女
【年齢】25歳
【職業】ホームセンター「ワシントン」経営者、兼DIYインストラクター、兼キャンプインストラクター
【外見】後ろでまとめたセミロングの黒髪、使い込まれているがこまめに選択して清潔な作業着、工具一式の入ったポシェット
【性格】さっぱりした性格で細かいことは気にしない。目上には礼儀正しく、年少者には友達のように接する体育会系。
【異能】
「聖域展開(イコライズ)」
来沙が「家・拠点」と認識した領域内において、防衛する側の能力を向上させる異能。
この異能は来沙を中心として菌を散布し、来沙が仲間と認識する他者の脳にネットワークを形成して効果を及ぼす。
効果を受けている者は感覚が鋭くなり、精神攻撃に耐性を持ち、短時間であれば疲労や痛みを無視して活動できるようになる。
ネットワークは来沙と対象との心情的結びつきが強いほど強固となり、強い信頼関係にあれば第六感による言葉を介さない意志交換すら可能となる。
【詳細】
山折村出身。都内の大学を卒業し、大手キャンプ用具メーカーに就職したが両親の逝去に伴い退職、村へ戻ってきた女性。
戻った理由は「村の生活を便利にする」ため。
山折村は山間に位置するため材木は豊富だが、工具や燃料などはどうしても麓の街に行かなければ手に入らない環境である。
来沙は両親よりそこそこの資金と広大な土地を相続し、起業を決意した。
主要産業である林業が活発になることから村長や林業関係者からは諸手を挙げて歓迎されており、ホームセンター建設時には村の全面的なバックアップを受けた。
外部資本の介入しない純村内企業のため、保守派からも容認されている。
工業製品やキャンプ用品の販売だけでなく、工具や車の簡単な整備、DIYとキャンプの講習なども手掛けている。
内部部品の修理といった複雑なケースはさすがに専門店へと委託するが、刃の研磨やオイル・タイヤ交換程度なら可能な技術を有する。
手伝ってくれる人手があればログハウスなども建築できるし、村内の学生たちが自然と共生する一助としてキャンプの引率も行う。
交際していた彼氏との仲は、村に戻ると告げたあと自然消滅した。都内から田舎に引っ越せというのは無理な話だし当然のことと来沙も受け入れている。
さすがに30歳になるまでには結婚したいと考えているが、村にそんな出会いがあるのだろうかとやや諦観気味。
ビリー・T・エルグラントが日本に留学した際に同じ大学で共に過ごした学友。
卒業後もメールのやり取りを続けており、アメリカにおけるバイオハザードで心身に深い傷を負ったビリーを心配して山折村へ招待した。
VHが起こらなければアルバイト店員として雇うつもりだったため、村役場にもビリーの短期滞在許可申請書を提出している。
最終更新:2022年12月12日 20:25