NoEditor使用方法

NoEditor(UnEditor)


■NoEditorとUnEditorの違い

機能的にはほぼ一緒だが、NoEditorが一般的なエディタ(メモ帳、秀丸など)と同じくSDI形式に対し、UnEditorはMDI形式でタブエディタと言われる部類になる。簡単に言うと、秀丸を10個あげるとタスクバーに10個居ることになるが、タブエディタであるとタスク1個の中に複数の画面が居れるので、タスクバーは一個で済み、他のテキストに作業切り替えしたい時に移行しやすい。

画面サンプル

上枠と下枠とも3ファイルのテキストを開いたところ。上枠は1ファイル1画面。下枠は3ファイル1画面。下枠の画面のツールバーの少し下をよく見るとファイル名が3つある。ここを切り替えることによって編集するファイルを切り替える。


■できること

機能的には、シェアウェアに匹敵する機能が満載。製造時は、一番使い勝手がよい。だが以降の工程では難しい。個人レベルで扱う場合、NoEditorの方が使いやすい。実業務では、ソースレベルならなんら問題なさそうだが、ログなどの巨大ファイル、バイナリ部分が混入したファイルの読込に難あり。秀丸の方が無難(高品質、高性能)。

両方使いTPOに合わせて使い分けるとよいかもしれない。基本、NoEditor。できないことを秀丸エディタで。

秀丸エディタと比較し、できることできないこと、便利なところ不便なところを挙げてみた。

記号の判例: ◎=すばらしい ○=機能あり △=機能はあるが貧弱 無=機能なし ?=不明

機能 NoEditor 秀丸 メモ
1. キーマクロ機能(キー記録・再生) 同じ操作(F1(記録)・F2(再生))で同機能。同じ修正を複数行したい時などに予めキーボードの動きを記憶させ、再生するば1回で記憶したキー入力が再現できる。
2. BOX選択 同じ操作(CTRL+マウス選択)で同機能。行・列を意識せずある部分のみ切り取り、または、コピーしたい時に便利。
3. DIFF機能(2ファイル内容相違チェック) 同じ(注1)
4. HTMLタグ入力補助機能 HTMLエディタとしても使える
5. バックアップ機能 手動で現段階のソースをバックアップ可能
6. マクロ実行 使ったことないから気にしないが。
7. 印刷機能 プレビュー有。またヘッダフッタにいろいろ設定して出力できる。
8. 指定行移動 同じ操作(CTRL+G)で同機能。コンパイルエラー時に対象行へ飛ぶのに必須。
9. 巨大ファイル 秀丸は問題なく、かつ、順次読みするので、読込途中でも読み込んだ部分だけでも参照できる。NoEditorはエラーがでる。解析するログファイルが大きい時開けなくて解析できない可能性あり。
10. バイナリ部分が混入したテキストファイルの扱い 秀丸は問題なく、開くことが可能。NoEditorは開けないときがある。解析するログファイルがバグで化けた時、開けなくて解析できない可能性あり。
. 起動時間 秀丸の倍くらいかかる
. 複数ファイル編集時の扱い易さ 画面左下にタブがあるので切替やすい。秀丸はウィンドウメニューからしかできない。UnEditorならタブエディタなのでなお良い。
. 信頼性・安定性 秀丸は長年シェアウェアで愛用されている。NoEditorは2年ほど。実業務では、信頼性・安全性は最優先したい。

注1

 ・NoEditorは行までしかわからないが全文書一括で違うところがマークされ全体を把握可能

 ・秀丸は行、列までわかるが違う箇所をカーソルの位置で知らせるため、全体を把握できない。


最終更新:2005年11月25日 01:15
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