スルッとKANSAI(するっとかんさい)とは関西地区を中心とした
鉄道およびバスの加入社局で利用できる共通カードのこと。
ここでは磁気カードのほか、スルッとKANSAI協議会が中心となって発行している
ICカードPiTaPaについても触れる。
加入社局
大阪・京都・神戸・尼崎・明石の各市営交通
南海・近鉄・阪急・京阪・山陽・神戸高速
六甲ライナー・ポートライナー・比叡山ケーブル
京都バス・阪急バス・阪神バス・山陽バス
和歌山バス・南海バス・近鉄バスなど約50社局
一部利用できない路線などもあり、一部を除きICは利用できない。
詳しくはスルッとKANSAIのHPを参照のこと。
利用方法
鉄道の場合は改札機に直接通して利用する。
(関東でのパスネットのように前引きをしないので、10円でも残高があればOK)
ただし、一部の社局については均一のため降車時にリーダーを通すか
ワンマン運転の社局で入口と出口のリーダーに通す場合もある
バスの場合、車載のリーダーに通して利用する。
ただし、印字が満杯の場合には鉄道駅などで再発行を受ける必要がある。
いずれも対応社局にはステッカーが貼っており、
バスの場合は前面と入口に貼ってある。
ICカード・PiTaPa
JRのICOCAやSuicaのようにICカードで乗車できる社局もある。
ただし、乗車運賃は後払いのためクレジット会社により所定の審査が必要である。
利用額割引や、利用回数割引、定期サービスを行ってる社局では継続による割引もある。
奈良交通のようにバスカードを廃止したり、関西エリアから外れた静岡鉄道や岡山電気鉄道
などでは、スルッとKANSAIの磁気カードが利用できないところもある。
PiTaPaは現在のところ、ICOCAと交通利用に限られるが相互利用ができる。
とある意見ではPiTaPaよりもICOCAのほうが利用範囲が広いという意見もある。
(PiTaPaエリアのほか、Suicaエリア、岡山・広島のICOCAエリアが使えるようになったため)
最終更新:2007年11月26日 14:03