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  • 第一話
  • 禁断の関係

桜の香りが当たりを包み、暖かな太陽の光が冷え切った心をゆっくりと溶かしてくれる入学式のある日。

今日も彼、麻綿(おわた)は真っ赤なランドセルを背負い込み元気良く家を飛び出して行った。
麻綿は学校では無口で控えめな性格であるが、
隣の部屋に住む幼馴染の慧曲(えくせ)と話すときだけは心を開き、自分を見せていた。
最終更新:2014年04月29日 19:25