フォーラムスレッドを作成する - ワザップ!

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連載中の作品に対する記述です。

解説


2011年5月頃から連載中(8月現在)の作品。
タイトルはあまりにもふざけているが、クリックしてみると真面目に書かれているという二段構造。

10レスごとにタイトルが変わり、章題みたいになっている。

ユーザー同士で勝手にオススメ小説を選んでしまおうという旨ではじまった「第一回非公式オススメ小説」で選ばれた作品。

Fall of Fall           1ページ目 2~10
Guns of Pain          2ページ目 11~20
DON'T TRUST MY MEMORY    3ページ目 21~30
But,That day was a beautiful day.  4ページ目 31~

厨二病が炸裂する文面で書かれていて、視点や時系列が右往左往する。・・・読みやすいのだろうか、それは永遠の謎

※よいこのみんなへ~エアガンを人に向けてはいけません。ナイフを投げてはいけません。刀を振り回してはいけません。

ストーリー


高校二年生の主人公・鬼無瀬真理は始業式後に見知らぬ女子生徒・佐々倉鞘子に遭遇する。
空っぽの人間を自覚する真理だったが、知らないはずの鞘子を“サヤちゃん”と呼んでしまう。
その3日後、真理と鞘子が一緒に帰宅しようとしていたとき、鞘子は真理の幼馴染・菅原始音に出会い、逃げるように立ち去ってしまう。
その後、始音は意味をはかりかねる言葉を残し、同級生・渡辺我王も真理を叱責する。
少年少女の謎の思惑が交錯する中、その日、真理はエアガンを持った謎の少年に遭遇する。

止まっていた物語が、今、動き出す――――。


登場人物

鬼無瀬 真理

キナセ マリ。主人公の男子高校生。『Fall of Fall』ではほぼ彼の視点で物語が進行する。
空っぽの人間を自称し、記憶や存在に関しての自覚が曖昧である。

佐々倉 鞘子

ササクラ サヤコ。真理のクラスメートで、彼をマリくんと呼ぶ。真理との幼馴染を自称するが、真理からは面識が無い。
『Guns of Pain』では彼女の視点で現在の物語が進行する。

菅原 始音

スガハラ シオン。真理の幼馴染で、口調や性格が状況に応じてふらふらと変わる。AB型と噂されているが確証はない。

渡辺 我王

ワタナベ ガオウ。ガオーくんの愛称で親しまれる変人。真理とは同級生である。

日向野 琥子

ヒガノ ココ。『Guns of Pain』から登場。女性警察官で、鞘子たちと行動を共にする。


「第一回非公式オススメ小説」でのコメント
 まず、鬼神07は情景文を書くに特化した文才を持っており――彼以上に、直感では分かりやすい反面、とても複雑で深い感情を書ける者はいないでしょう。
 そんな彼が書いた小説スレッドのタイトルが『フォーラムスレッドを作成する - ワザップ!』というひねくれたものですが、その中身は短編集か、タイトル通りの吹っ飛んだ小説かと思ったら、『Fall of Fall』という小説タイトルから続くシリーズ小説となっています。
 この小説のなんといっても特筆するべき部分は、ユーモアセンス――とも言えるかもしれない、ゆるさのあふれる会話です。その一例が、以下の会話ですが――

「しばし待たれよ鬼武者くん。」
「そんな俺は鬼無瀬くんだが?」
「鬼武者くんという呼び方は嫌いかね?」
「俺は平和主義者だが?」
「嘘だね。この呼び方は、君に新たな特徴を付加する素晴らしいものだろう?」
「嘘だな。その呼び方は、遠回しに俺が無味簡素なキャラだと示している。」
「ほぉ、いきなり謎キャラだな隣人。」
「隣の席のお方と言え。」

 この小説の冒頭で出てくる会話です。クセのある喋り方のする友人と、主人公の鬼無瀬くんとの会話ですが、なんともユルい……
 序盤はこんな会話がずっと続いていくわけですが、段々主人公が物語に“落ちていく”に連れ、シリアスで情景描写を多く含んだ展開が始まります。
 上記のようなユルい会話の中で始まるその展開は、この物語の見所と言ってもいいでしょう。ぜひ、一度はご覧になれ。

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最終更新:2011年08月22日 22:48
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