『制御不可能なもの』を『制御下』に置く能力。
全身に文字の走る人型のヴィジョン。この文字は『プログラム』。
スタンドが何かに触れる事で、その箇所からスタンドの表面を走る文字が雪崩れ込む。
そして、その文字は物体に触れる事で内部に流し込まれる。
単純な物体だけでなく、生命すらも対象となるが、高度に発達した知性をもつ生命に関しては相手に受け入れさせる必要がある。
触れた物体『それ自身で制御できない』機能や運動などを、能力の対象とする。
これら『制御不可能なもの』は、この『プログラム』に設定された条件に基づいて、状況を問わず、定められた動作を行う。
ある特定の生命体、個体に対して『特化』した『プログラム』をあらかじめ形成し、スタンドに保存しておく事も出来る。
スーパーボールをどの方向に兆弾させるか。或いは振ったサイコロのどの面を上にするか。
全方位へ広がる爆発を特定の方向に向けるなどが可能となる。
切ったカードのデッキに能力を使えば、カードの並び順すらも決定できる。
ただし、これらのように『それ自体に活動の力』を持たないものは、
条件にこのような『何か力が加えられたとき』というものを必ず設定しなければならない。
『マスター・コントロール・プログラム』
破壊力:B スピード:C 射程距離:E(C)
持続力:C 精密動作性:A 成長性:C
【能力詳細】
- 『プログラム制御』によるパフォーマンスが発揮できるのは本体を中心とした『半径30m以内』
- 対象が射程距離外に出ても一時的に制御が不可能となるだけで『プログラム』自体は消滅することはない。
- 『プログラム』を組み込むだけでなく『読み取る』ことも可能。
- 元からある『プログラム』を直接抜き取ったり削除したりは出来ない。条件を増やすのが能力。
- 高等生物が相手でも意識がなければ強制的に『プログラム』を組み込むことが可能。
- その制御能力は生物の内分泌・鼓動・体温変化といったバイオリズムにまで影響を与えることが出来る。
- 『プログラム』を組み込める数に制限はない。
- 『プログラム』に対抗する『プログラム』も組める。
(これを利用し物体の表面に『プログラム』を這わせることも可能。遠くの物にも『プログラム』を組み込める)
最終更新:2011年12月17日 07:54