希望品:『南風の翼』
モチーフ:『悪魔』
――――それで、結局のところ『南風の翼』とはなんだったのだろうか。
それについて語る前に、太陽について語らねばならない。
例えばアメリカ先住民にしても、日本の烏にしても、或いはメソポタミア地方の太陽神にしても、何故か羽が関わっている。
これは太陽の光が輝いている様から連想したのだろう。
太陽から放たれる幾えもの光の束が、昔の人間の目には翼として映ったのだ。
風が、何によって起こるかと言えば、当然空気と、そして太陽だ。
この、太陽から広がる翼の様な光と熱が地上と大気を暖め、そして風を起こす。
つまり、南風の翼とは太陽の光であり、熱であり、空気そのものを指すものだったのだ。
この翼が完全に折られれば、地上からあらゆる風が消えてしまうのにも頷ける。
光と熱がなければ空気は温まらないで流動しない、空気がなければそもそも風が起こらない。
どちらの翼が折れてなくなってしまっても、この世界から風が消えてしまうのだ。
そして、あの箱の中にはその翼の一部を閉じ込めて、南風の上司の神で印をしたので漏れ出す事はないだろう。
あの箱をあければ中身の空気が外に出て風が生まれるし、ひょっとするとその風が嵐になるかも知れない。
丁度、あの箱に自らを仕舞いこんだ空気が、忘れられた目とも限らないのだ。
画竜点睛。
目が満たされれば、龍は嵐を纏って飛び上がるという話があるから、やはり軽視は出来ないだろう。
そこで――ふと、外を見れば、南風の翼が広がっていた。これこそが五月晴れだ。
『666体』の群体型
スタンド。
本のページや電光掲示板などあらゆる射程内の数字から発現するようだね。
その姿は二足歩行する黒い山羊であり、額に、発現した際に使用した『数字』が刻まれているのが特徴だ。
同じ数字から出せるのは『1体』だけ。
例えばあるものの193からスタンドを発現したら、別の物体に存在する193からはスタンドを発現できない。
そして、スタンドを出す事が可能となる数字は『666』だ。
777や913などの数字からスタンドを発現する事は不可能だ。
ダメージは元の数字が存在していた物体と本体にフィードバックするようだが、
他に666体と共有している為、本体への割合は低くなるようだ。
一方、数字があった物体は悲惨だね。
そのスタンドが壊れれば、その物体も壊れてしまうのさ。
『オール・リトル・デビルズ』 All Little Devils
破壊力:C スピード:C 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:C 成長性:C
最終更新:2011年12月17日 06:28