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『モータル・リメインズ』

希望品:『竜の血』
モチーフ:『不死と炎』

竜の血は不死性を齎す、といわれているが何故だか分かるかい?

そもそも竜というのはトカゲやヘビなどから派生した――ああ、鯉からと言うのもあるが――として考えられる。
ヘビが脱皮を繰り返していく様、また、冬眠と春の目覚めが死と再生を表しているとされるんだ。
ああ、勿論、それだけではない。
龍は水の流れに通じ、そして、水の流れは時の流れに通じる。

水は言うまでもなく生命の象徴であり、これが十分に満たされていれば当然、枯れる事はない。
枯れるというのは死を意味する。
死は穢れとして扱われるが、この穢れとは『気』が『枯れる』事を意味する。
死が枯れる事から起こるのであれば、十分な水があるなら枯れることなく行き続けられるだろう。

また、穢れをはらう儀式としては火で焼くか、或いは水で清めるかが挙げられる。
だから、口から炎を吹き、水の象徴であるとされる龍は――正に、死への天敵と考えられたんだね。

おっと、この耐火服をサービスしておくよ。


本体の体を流れる炎の血液。この炎は物質の持つ『時』――『歴史』を『燃料』として燃焼する。
『時』を焼き尽くす能力。
酸素を十分に供給された高温の『血液炎』は物体の歴史を現在から順に燃やして往き、
燃やし尽くしてしまえば、最期には完全に物体を誕生以前のなかった状態にしてしまう。

実際、『歴史』だけでなく炎として物体も燃焼させるのだが、
現実的ににはこの『炎』が物体そのものを物理的に焼き尽くす事は絶対にありえない。
正確に言うとダメージを端から焼き尽くしてしまう為、一見して焼かれている風には感じられないだけであり、熱は放出されている。

通常体内に於いては、呼吸によって取り込まれる空気を燃焼しており、温度は数百度程度。
しかし、外に出て多量の酸素と触れればその燃焼温度は高くなり、凄まじい勢いで『時を焼き払う』。
そのため本体は外傷を負うと傷口から炎が噴出し、同時に即座にその傷口をふさいでしまう。
また、激しく運動すればその分酸素が取り込まれ、炎の温度は上昇してゆく。
ただ、この際も取り込まれる酸素の量はたかが知れている為、現在を焼く以上の効果は見せる事はない。

この炎自身は、焼いてしまった『時』を記憶しており、
炎が自分自身の精神の顕在のため、本体は脳が状態変化をしないにも関わらず物事を記憶している。

――即ち、自分自身の熱で体が燃やされるという苦痛も。

『モータル・リメインズ』 Mortal Remains
破壊力:C(~A) スピード:C 射程距離:C
持続力:A 精密動作性:C 成長性:なし

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最終更新:2011年12月17日 06:52
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