希望品:河童が頭の皿を隠すために被ったとされる帽子
モチーフ:水と光学迷彩
河童は中国の山童が河に入ったとされるといわれているね。
それが日本にも渡ったとされているんだが、僕はそうは思わない。
山なら山童、河なら河童。じゃあ海なら海童と呼ぶべきだろう。でも生憎そんな妖怪を聞いた事はない。
それにどうやって海を渡るつもりだい? 頭の皿に塩水をかけたら辛くて堪らないだろうね。
そんな冒険をして日本に渡るくらいなら、更に大陸の奥へ進むほうがよっぽど建設的だろう?
ああ、江戸時代になって歌川豊国という人間が書いたらしいけどね。大方創作じゃないのかな?
そうじゃないならそれまで誰かが書いていてもおかしくない筈だよ。
きっと、この作者は別の妖怪を見間違えたか、それとも大陸からの河童説を主張したいが為にでっち上げたんじゃないのかい。
じゃあ、日本の河童は何なのか。
意外にも河童は日本の九州と馴染み深いんだ。
そして、九州に河童を思わせる存在が居る。正確に言うと居た、かな。
落人、それもとりわけ壇ノ浦の後、平家の落人が大挙して九州に押し寄せた。
彼らは水の上の戦いを得意としていた。船の扱いもさる事ながら、当然泳ぎは達者だろう。
そして彼らの棟梁、平清盛は厳島神社を造って、水神や海神を祀った。
スサノオの剣から生まれた宗像三神がその祭神だ。スサノオも、海原を統べる神だ。
これほどまでに平氏は水や海に関係している。
ざんばら髪なら丁度頭のところに皿ができている風にも見えるし、相撲が強いのも武士ならば当然だ。
きっと、これらのイメージが後世に集まって河童が生まれたのだろう。
では何故、「童」――子供かって?
勿論、河童には河太郎など他に異名も沢山ある。しかし、どうしてとりわけこの「河童」という名前が広まったのか。
思い出して欲しい。平氏に関連して、水と子供で印象深い存在が居るだろう?
彼がヤマタノオロチの生まれ変わりだとする物語もある。
河童の甲羅や鱗などの話もここから来たと考えても、誤りではないのだろう。
しかし、スサノオから生まれた神を祭る一族に、ヤマタノオロチが生まれるなんて皮肉でしかないな。
光は物体にぶつかった際に吸収・反射が行われ、その波長を変化させる。
視神経はその波長の変化から物体の形や色を見る。
胸部に鍵の模様が付いた水色の人型
スタンド。
水面が鏡面のように見えるのは水面に光が反射する為であるが、スタンドは、その光を水の中に閉じ込める。
水に『閉じ込めた光』の波長を読み取り、光が反射した物体の、その機能を水で模す能力。
これにより水自体の形態が変化する事はない為、正確には機能の追加。
炎を『模した』水は触れるものを燃すし、飛行機を『模した』水は飛行を、スタンガンを『模した』水は電撃を発する。
通常垂れ流しになってしまうが、このスタンドはその機能を統制、制御する事が可能。
能力の解除により『閉じ込められた光』を任意の方向へ排出する事が出来、
それを応用し連続的に吸収・排出する事で『光学迷彩』の再現が可能。
『オプティカル・ホプスコッチ』 Optical Hopscotch
破壊力:C スピード:B 射程距離:E
持続力:D 精密動作性:A 成長性:C
最終更新:2011年12月17日 07:03