希望品:鋼の肉体
モチーフ:大地を操る
鋼の肉体を持つ、という伝承は世界各地にあるが……共通しているのはどれも、一箇所は弱点があるという事だね。
アキレスはカカト。平将門公は額。伊吹の弥三郎は脇の下……という具合にね。
思うに、この鋼の肉体とはそのまま鎧の事であるんだろう。
ほかに比べて優れた製鉄技術を持っていて、それを鎧に利用していたという事を意味する。
鉄人の力の凄まじさとは、どれも正しく鉄に裏打ちされる武力だ。
ほら、これら全て、どこも鎧についての弱点だと分かるだろう。
足につけてたら重くて動けない事は明らかだし、当然顔を鉄仮面で覆うなんて考える人間は居ない。
脇の下を固めてしまったら動きにくい上に、着づらい事この上ない。
全身を鉄の鎧で覆って殺し合いをするなどありえないね。愚劣を通り越して狂気の沙汰だ。
え? 西洋の鎧があるじゃないか、って?
……君は昔の事を正しく知っていないようだな。
あの時代の戦いは、主に身代金目的の戦いであって純粋な殺し合いじゃなかった。
だから、『お互いに殺す心配がない』『負けたときに速やかに捕まる』という事に焦点を置いた結果あんな形になったんだ。
あれで勇ましく殺し合いをやっていたなんて言ったら笑いものさ。
桃のようなオブジェを身につけた纏うタイプの
スタンド。
落下点を『谷底』にする能力だ。
本体が叩き付けた物体の落下点、それ以外の大地を盛り上げるらしい。
その標高は『叩き付けられた物体』の存在していた最高の高さに等しいようだね。
また、本体が拳を地面に叩き付け(=殴り付け)れば、本体の立つ地点以外は拳の始点と地面の分盛り上がる。
この現象は、スタンドと同等のパワーで発現する。
そして、物体を地点から取り除けば、凄まじい揺れと共に『山』(=隆起した部分)は解除される。
この際、本体は全く揺れの影響を受けないよ。
『大地』は便宜的なものであって、落下先となる、即ち重力の向かう方向にある固体ならば――例えばビルの床だろうが――全て対象になりうるが、
どうやら君がそうであっても本体自身の体に山も谷も作る事は不可能に見えるね。
元々山も谷もないんだから、仕方ないのかも知れない……っと、失礼。
『スカーレット・ホライズン』 Beyond The Scarlet Horizon
破壊力:A スピード:B 射程距離:E(10m)
持続力:A 精密動作性:E 成長性:A
最終更新:2011年12月17日 07:09