希望品:今年の新嘗祭で神に捧げられた大御饌たる『白飯』
モチーフ:穣
新嘗祭というのは、収穫祭の一種だね。
収穫祭と言うのは人間が狩猟から農耕に変化する過程で生まれたものとされるが、僕はそうは思わない。
そもそも狩猟においても神に何かを捧げるという概念は存在していたんだ。
例えば心臓を十字に裂いてその魂を抜くとしたり、一番大きな魚を天の神に、二番目に大きな魚を水の神に捧げるという風習はあった。
これは、どこの地域でも一定数確認されている。
さて、では何故祭りになったのかというと――それはお酒だね。
農耕以前、アルコールというのは果実が自然発酵して生まれたものぐらいしか考えられなかった。
手に入るのは時々だから、その時に神に祈って、酒を飲んだ。
酒は神が創るものだからね。
それが、農耕によって原料の確保が容易になったことで、作りやすくなったんだ。
その作った酒を神に捧げ、神に祈り、自分達も楽しくお酒を飲んだと言うのが収穫祭の始まりだよ。
ドイツのオクトーバー・フェスタなんかを見ても、これが証明されるだろう?
葡萄やリンゴなど果実の模様が入った
スタンド。心なしか、果物の匂いがする(気がする)。
『実』を『熟させる』能力。
細い『枝』の先端に付いている『枝』より幅があるものを『実』と定義する。
例えばスプーンの先端であったり、棒つきアイスだったり、電気コードの接続部だったり。
視認したそれらを、熟させる――『経年劣化』させるのがこのスタンドの持つ能力。
スプーンの首は劣化し、アイスはどんどんと溶けていき、コードはボロボロに崩れていく。
そして、その先端――『実』は『枝』から零れ落ちる。
生物も、対象となる。
熟しきって零れた『実』は落下すると弾け、『種』を埋め込む。
そして埋め込まれた『種』は発芽し、元の『枝』と『実』を再現。
この際、『枝』や『実』は『種』が埋め込まれた先の物体で構成されるが、その形状は元のそれと一緒である。
能力は視認によっても発動するが、その進行度は遅く、
触れれば即時『熟させる』事が可能。
『アンビエント・フルーツ』 Ambient Fruit
破壊力:E スピード:D 射程距離:C
持続力:C 精密動作性:D 成長性:B
最終更新:2011年12月18日 05:35