プセウド・クレオボトラ

全長14M。
次元偏差推進機構確立の為に製造された試作機。

異星のテクノロジーの塊であり、脅威の性能を誇る。
まずはその機動性。スピードではない。動きそのものが常識の範疇ではない。
間接があらぬ方向へと自由自在に曲がり、人型兵器ではその柔軟な動きについていくことは不可能に近い。
そもそも間接の付きかたからして人型のそれではない。
次に防御力。強力なフィールドを一点に集中して指先一つで防ぐピンポイントバリア。
触れるだけで攻撃の指向性を強制変換させてしまうというものだ。
パイロットの技能次第では、空間干渉攻撃以外のほぼ全ての攻撃をいなすことができる。
このピンポイントバリアを発生させることのできるアームは全身に仕込まれており、特に脚部には12もの隠し腕が存在している。
更に両羽の目のような機関は機体前方ゼロ距離に捕縛フィールドを発生させ、相手を動けなくしてしまう。
次に推進力。空間干渉による次元偏差推進によって、あらゆる力場をものともせず、機体を移行させることができる。

このような超高性能機である本機だが、なんと武器の一切が存在しない。格闘戦は可能だが、それは本来の用途ではない。
本機は敵の機体を捕獲するというただ一点のためだけに、異星の技術力の粋を集めて開発されたのだ。
そう、その機動性も防御力も推進力も。敵の攻撃をかわし、防ぎ、接近し、
全身のクローと捕縛装置によって捕獲、どんなに重たいものでも持ち帰るということだけに使用される。
最終更新:2009年10月27日 00:01
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