こなた×かがみSS保管庫内検索 / 「2分の1」で検索した結果

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  • 2分の1
    ...った。 『2分の1』 「ゆき…ちゃん?」 つかさの呆然とした声でわたしはフリーズ状態から我に返った。 どうやら衝撃で呼吸も止まっていたらしく、慌てて息を吸うと今まで忘れていたアロマオイルの香りが鼻腔をくすぐった。 集中力が高まると聞き、勉強のためにと選んだペパーミントの清涼感でぼんやりとした頭が少しだけ覚醒する。 わたしが半生解凍状態まで回復するために要した時間は5秒くらいだろうか。 その5秒感――光が地球を35周半回る間、わたしは視界がブラックアウトして平行感覚すらなくなった世界の中にいた。 まずわたしの頭に浮かんだのは(あれ?『好き』ってどういう意味だったっけ?)という疑問だ。 最初の1秒間をフルに使ってわたしはみゆきの言葉の意味を思い出そうとする。 しかし直下型大地震が起きている頭ではその意味を探し出すのに永遠と思える1秒が必...
  • 作者の部屋(1-500氏)
    ...;t Nose-) 2分の1 リバーシ リミテッド エイト コメントフォーム 名前 コメント 全体的に素敵な雰囲気が漂ってます。面白い! -- 名無しさん (2008-03-06 01 53 05)...
  • 作者別保管庫(17スレ目)
    ...1-500氏  2分の1 17-113氏 無題(17-113) 無題2(17-113) 10-45氏 等比数列な伸び 8-616氏 運命を駆ける猫【第五章】(運命を駆ける猫【第四章】の続き) 誰が私のヨメになる? 運命を駆ける猫【第六章】(運命を駆ける猫【第五章】の続き かがみ→こなたに視点変更) 16-619氏 希望的観測 その2(希望的観測 その1の続き) 6-774氏 プロジェクト・こなかが 外伝~3年B組朝の……~ プロジェクト・こなかが そして時は動き出す(プロジェクト・こなかが ゼロの続き) 17-337氏 KEEP YOURSELF ALIVE2 KEEP YOURSELF ALIVE2 第二話(↑の続き) KEEP YOURSELF ALIVE2 第三話(↑の続き) 12-926氏 『ふぁん☆すた』 第三話(...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(15~18スレ目)
    ...補足的短編。 2分の1  1-500氏 17スレ目  かがみの部屋で勉強をする4人。その時、突然みゆきがこなたに愛の告白をする。混乱しながらもひたすら思考し続けるかがみの心情。しかしこれは、こなたの計画の一端に過ぎなかった。 a lie or truth ?  4-234氏 17スレ目  春も近い季節、こなたの部屋で寝てしまったかがみは、まどろみながらこなたを想う。すると、こなたは寝たふりをするかがみに覆いかぶさってきてキスをしようとする…恋するかがみとこなたの4月1日。 プロジェクト・こなかが そして時は動き出す  6-774氏 17スレ目  放課後、こなたは風邪を引いたゆたかの看病のために先に帰った。みゆきの一言で、こなたの体調を心配したかがみは急いでこなたの家に向かう。仲良しの二人は家で楽しく過ごし、一緒の布団で眠った。  「プロジェクト・こなかが ゼ...
  • 38万4400km分の想い
     遥か昔、宇宙の彼方に浮かんでいた月という名の星に、薄紫色のウサギがいた。  ウサギは、孤独という言葉を知らなかった。何故なら、この灰色の大地に 立っていたのは、他ならぬこのウサギだけ。気付いた時には、独りだった。  だからこそ、ウサギはこの大地の上には自分しかいないという事実が、 当たり前だと思っていたのだ。  独りで考え、独りで駆け回り、独りで食事をとり、そして眠る。  それが、ウサギ自身が決めた生き方だった。  何でもない日常。ウサギにとって、それが唯一の時間の進め方。  幾日も、幾月も、ウサギはそれを繰り返した。  しかし、幾年も経ったある時、ウサギは考えた。  ――本当に、ここには私しかいないのかな。  ウサギは、ようやく悟ったのだ。  自分が孤独であるということに。 『誰かいないの? いたら返事をしてっ...
  • Wonderwall(完結)
    「も一つ、甘えちゃって、いい?」  腕の中で、あられもない、という表現がぴったりの顔を上げ、こなたが呟く。  返す言葉など、一つしかない。 「今なら、幾つでも。」  弾ける… とまでは行かないが、今度は、実際の泣き笑いを、不器用にも見せてくれる。 「私の … 」 「  」  耳元で囁く言葉は、余りに頼りなく、鼓膜に、内耳に、いつまでも残響していた。  私は、その、一瞬の戸惑いを、拭い去る意味で。 「私で。」 「私なんかで、良かったら。」  笑える状況ではない。 だけど。  唯々、安心、させたくて。 ―違う。 自分が、安心したくて。  対する竜胆は。  …  私は、シーラカンスでも見ているのか。  先刻の、「諦め」という確たる芯を持った薄...
  • 無題8-709
    「よし、宿題終わりっと」 現在時刻夜中の12時。柊かがみは握っていたペンを置き、ノートを閉じると、んっと伸びをした。 机の一角に目をやると写真立てが一つ。 親友、泉こなたの写真が収められているものだ。 何気なくそれを手に取ったかがみ。 『かがみ、宿題見せてー』 ふと、そんな声が、聞こえた気がした。 「全く、どうせあんたは今日もネトゲとアニメで、宿題やってないんでしょ」 写真のこなたに話し掛けながら、かがみは微笑む。 そこには、親友に向けるものとは少し違った成分が含まれていたが、それは、あまりにも淡いもので、本人さえ気が付いていない。 「自分の為なんだからね、少しはやりなさいよ?」 そう言いながら、写真のこなたの頬をつつく。 『むぅ、やーめーろー』 「ダーメ・・・ふふっ」 かがみは写真...
  • パーフェクトスター 第4章Aパート
    つまらない日常から抜け出したくて変化を望んでも、 変革した日々がいつのまにか“日常”になってる。 “日常”は例外なく私を閉じ込めて、逃げ出せないのなんて解ってた。 でも、今いる“日常”なら私は囚われたままでいい。 今まで以上に毎日が楽しくて、優しくて、大切な人が傍にいてくれるならそれでいいと思ってた。 …なのに、今いる“日常”が“日常”じゃなくて。 ── これが“夢”だったなんてあまりにも酷すぎやしない? ――――――――――― 『パーフェクトスター』 ●第4章「夢の終わりに謳う歌」Aパート ――――――――――― 私が自分の想いに気づいてから1週間ちょっとが経った。 …といってもかがみとの関係が急に発展するわけもなく、 まさに恋する乙女な自分を満喫しながら同居生活を楽しんでいた。 久しぶりに...
  • 作者別保管庫(1スレ目)あらすじ有.ver
    ◆あらすじ無verはこちら 1-63氏 かが×こな前編 (鬱要素/救済あり) かがみの目の前で事故に合ってしまうこなた。こなたを失ってから、かがみが彼女に対する気持ちを自覚したその時、(…キタコレ)という言葉が頭に響く。二人の甘いひととき。 かが×こな後編 (鬱要素/救済あり) こなたが目覚めた時、6枚ものでっかい翼を持つあの人に、究極の選択を言い渡される。一方、告別式の最中、かがみはこなたへの強い想いを募らせて涙を流す。その時… …もしも、こなたが原作版と入れ替わったら? 前編 柊姉妹の誕生日なのに、かがみから高価なプレゼントをもらってしまい、困惑しながらも喜ぶこなた。翌日、学校でこなたはかがみに屋上に呼び出される。 …もしも、こなたが原作版と入れ替わったら? 後編 体育の時間、意識が遠のいて保健室で寝ているこなたの唇に妙な感触が…。濃厚で、情熱的なかが...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(19~23スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(19~23スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(19スレ目) 彼方へと続く未来 三章 (前編)  1-166氏 19スレ目  こなたとかがみが仲直りできて、いつも通りB組で昼食を食べる4人。かがみは用があるからと言って早々に出て行ってしまう。こなたはアニ研の部室のひよりのもとに行き、どうすれば絵が上手く書けるのかを聞く。  「彼方へと続く未来 第二章 (後編)」→(本作...
  • 作者別保管庫(3スレ目)あらすじ有.ver
    1-166氏 秋の夜の出来事  こなたのレポートを手伝いに来たかがみ。食事をしたり、風呂を沸かしたりする中、こなたはかがみの心境にどこか違和感を感じていた。かがみは、寂しがっているのだ。  「続・お見舞い(2009年版)」→(本作)→「ミッドナイト」 全7作のシリーズの4作目。 (続・お見舞い(2009年版)の続編) 1-176氏 負けるな! マイノリティ こなたとかがみが同棲を始めて5年程経った頃の話。仕事が忙しいかがみは、なかなか構ってくれなくて、こなたは寂しがる。 ある日、こなたはみゆき達の協力の下、ある計画を進めることをかがみに打ち明ける。最後にその後日談がある。 1-472氏 泊まった日・夜 風呂上がり、布団を敷いて恋話トークを始める親友4人。 好きな人の名前を聞き出そうと、布団の中でこなたにいたずらされ続けるかがみは、とうとう胸に秘め...
  • …もしも、こなたが原作版と入れ替わったら? 後編
    ―翌日。 給食と雑談も終わり、午後一発目の授業は体育だ。 腹ごなしにはちょうど良いかもしれないが、 なんせ7月だ。容赦ない日差しが私を照りつける。 「あぢぃ゙~~。」 いや、暑いだけなら良い。今日に限って近所を周回するマラソンだという。 …何の罰ゲームだ、これは? こんなものは早く終わらせるに限る。 脳内で”気合い”という名のニトロ(ナイトラス・オキサイド(N2O))を 一気に注入する。素敵なスイッチひとつで50~100psアップだ。 …脳内でのみ。 「とりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 風鳴りが増す。 ―瞬間。 いきなり地面がグラついた。 …地震か!?と思ったら違った。 全身すべての力が抜けて行くのが分かる。 ...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~14スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~14スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(11スレ目) 零れ落ちるもの  4-234氏 11スレ目  こなたからの告白を拒否した次の日から、またいつも通りに接し合うようになったこなたとかがみ。かがみもそれを望んでいた。しかし後日、こなたは男から告白され、付き合ってみようかなと言い、かがみは困惑してしまう。  「始まりの予感」→(本作)→「想いよ叶え、君に届け」 全...
  • パーフェクトスター番外編 Interlude :起点
    本当は、言葉では形容できないくらい大切な妹に優しく接したい。 でも、その妹を守るために強さを求めて、決して自分を甘やかさない姉。 それと大好きな姉と時間の許す限り一緒に、ただ仲良く日々を過ごしたいだけの妹。 かがみが歩み寄れば、つかさはいつでもその手を喜んでとるのに。 自分の間違いに気づいているけど、気持ちに素直になれないかがみにはそれをしない。 ここにきて、久々にみせたかがみの歩み寄りはどういう結末を生むのか。 ── この双子のすれ違いは何を生んだのだろう。 この夢はもうすぐ終わる。 誰に予告されたわけでもない、直感で分かる夢の終わりを──見届けようか。 終焉を。 《Interlude Last:起点》 明かり一つ灯っていない部屋。 唯一の明かりは窓から差し込む夕日だけで──かがみは、その夕日すら当たらない暗がりに座っていた。...
  • 小なた保管庫
    作者別保管庫(1スレ目) その1 その2 その3 作者別保管庫(2スレ目) その1 その2 その3 その4 その5 特別編 作者別保管庫(3スレ目) その1 その2 その3 その4 その5 その6 特別編 ※1-500氏の『タマゴのこころ、ニワトリのこころ(前後編)』をお読みになった上でご覧になる事をお勧めします 作者別保管庫(5スレ目) その1 その2 その3 その4 その5 特別編1 特別編2 作者別保管庫(6スレ目) その1 作者別保管庫(11スレ目) 小なた(11スレ目) こなかがトークその1 作者別保管庫(12スレ目) 柊かがみTシャツの成分は!? 柊かがみの指名手配書 作者別保管庫(13スレ目) 週刊KONA☆KAGA 作者別保管庫(15スレ目) 今日の小なた(15スレ目) たまごかけごはん 愛...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~15スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(11~15スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(11スレ目) 零れ落ちるもの  4-234氏 11スレ目  こなたからの告白を拒否した次の日から、またいつも通りに接し合うようになったこなたとかがみ。かがみもそれを望んでいた。しかし後日、こなたは男から告白され、付き合ってみようかなと言い、かがみは困惑してしまう。  「始まりの予感」→(本作)→「想いよ叶え、君に届け」 全...
  • 「Me and Bobby McGee」 その3
    「Me and Bobby McGee」 その3 「あぁ…」  ― こなたが、力なく首を垂れる。 「猛烈な自爆。 どうしちゃったんだろうな、最近。  かがみの前だと全然らしくなれないや。んな事わざわざ言わんでもいいだろうに。  弱み曝けてさ、汲んで貰おうって意志見え見え。 だったら何になる、ってんだよ。」  逆ギレ相応に、やるせなさや未消化の鬱屈をぶちまける。  「結局高校時代の癖やらが抜けてくれないんだよね。  かがみはもう、違う次元に居るのに。 もうすっかり大人だってのにさ。」  こっちの反応など、お構いなしに。 「いい加減にしろ。」  早くも周囲に檻が見え出しているこなたの精神を、リセットする。  ―少し、語調が強過ぎたか。 こなたは、怯えたように肩を震わせる。 ...
  • 脅迫ゲーム(後編)
    5  土曜日。今回の私の望みはとても簡単だ。これまでのものに比べれば、恥ずかしさは全くない。罪悪感は伴うかもしれないが。  案の定、かがみはちょっとためらった。しかし、私に逆らえないことは既に何度も経験しているとおりなので、割りとあっさり吹っ切ってくれた。  夕方、昨日電話で約束したとおり、かがみが家に来た。今日は泊まっていく予定だ。 「おじゃまするよー」 「いらっしゃー」  かがみの手にはスーパーの袋。中には、私の指定したものが入っている筈だ。  一応、お父さんに見つからないうちに、かがみがお父さんに挨拶している間に袋を私の部屋に入れる。  4人で食卓を囲んだ後、かがみを私の部屋に通す。皆で集まることはたまにあるけど、かがみだけをここに入れるのなんて初めてかもしれない。なんだか、緊張してしまう。…でも、コレもあるし、大丈夫、大丈夫…。  二人、クッションに座って落ち着い...
  • 今日の小なた18(こなかがBBS)
    ――――――――――――――――――――――― ねこなた 「こなちゃんってネコみたいだよね」 「……えーと、いきなり何を言い出すのかなこのコは」 「だって、なんか全体的にネコネコしてるじゃない?」 「すまん、いきなりそんな擬態語を捏造されてもわからん」 「え~っと、なんていうか、その……」 「……あー、まあ言わんとしてることはなんとなくわかるわ。伊達に18年間双子やってないし」 「よかった、さっすがお姉ちゃん」 「うーん……褒められてもなんかあんまり嬉しくないような……」 「あ、そうだ」 「?」 「ネコって、よく座布団やクッションの上で丸くなるって言うよね?」 「ああ、確かによく聞くわね」 「試してみない?」 「へっ?」 ――そんなつかさの発案により、私達は大きめの丸いクッションを、部屋の中で一番暖房が効いている位置に置いてみた。 そして...
  • 自重できないこなた
    …どうも最近こなたのことが気になってしょうがない。 寝る時になってもこなたの顔が思い浮かんで、眠れなくなってしまう。 …べ、別にこなたのことが好きってわけじゃないんだからねっ!(この後に及んでまだ言う) で、でもこなたが私に懐いてくるのは、私としては結構嬉しいかも…///…えへへ …べ、別(SS始めます。) 朝、私とつかさが駅でこなたを待つ。 すると、こなたがものすごい勢いで走ってきた。 「か~がみぃっっ!!!」 私に抱きつく。私はもう飛ばない。 「私…かがみのこと大好き!!!結婚しよっ!!子供の名前は『こなみ』でいいよね!!」 ちょっ…あんたいきなり恋愛過程完全無視のハッピーエンドかよ。 それと、子供の名前…無理に私たちから取らなくてもいいんだぞ。 なんだか実況パワフルプロ野球… いや、なんでもない。 ...
  • Fields of Gold (後編)
    「投げ出してくれていい、とは流石に言えないけど… 無理強いはしたくないから。  だって、私はあんたの喜んでる姿を見たくて、一緒に居る訳でさ。 ― あんたが私を厭になれば、それは身を引くしかない。  … 勿論私だって、あんたの事は好きだし、さっきみたいに、あんたをものにする事だけで頭がいっぱいになる時だってある」 行為中のかがみは、高校時代、ラノベを熟読している際の有様に勝るとも劣らない集中力で、文字通り私に没入してくれる。 それは、私の反応が即ち自分の生き甲斐になるからだ、と、かがみは真顔で、恥じらいもせず語っていた。 だとして。 欠損部の塊でしかない今の私から、どんな価値をひねくり出すんだと。 「でも、自分の欲望の追求が、100%隣人を幸せにするとも限らない。 その逆も然り。  100%が、この世にある? 未来の事は誰にも分からない。 『今』だって、すぐ未...
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(6~10スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(6~10スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(6スレ目) 磁石の両端  1-472氏 6スレ目  放課後、図書館でこなたに勉強を教えていたかがみは、彼女のことをどうしても意識してしまい、家でも勉強に集中できない。恋するかがみの心情が深く表現されながら、後半は部屋のベッドの上で二人の甘いやりとりが交わされる話。 もっと速く  1-472氏 6スレ目  冬のある日の...
  • Wonderwall(1)
    (管理人注:こちらの作品には、作者さんからの注書きがございます。  詳しくは-こちらをご覧ください。) 「Wonderwall」 『あぁあぁそうだろうよ! お姉ちゃんは何でも知ってるしね。私の事くらい。  なにしろ四六時中一緒に居てくれたし、人前に限って世話好きなふりして、しっかり出汁にもしてくれてたもんね!』  つかさと喧嘩した。  切欠は惨めなまでに些細な話。  今通っている専門学校、即ち看護士への道を捨てて、バイト先のフランス料理店に就職しようか等という、  あの子の何気ない発言だった。  どこにでもあるような、学生相応の悩み、それに基く、可能性の発案。 「只それだけの」事だったのに。  居合わせた人間(約一名)が悪かった。  受験時の当人の労苦を隣で見続けてきた事もあるが、何より中途半端が大嫌いな私は、...
  • 作者の部屋(12-570氏)
    Because you're being loved 風の魔法 『弾けた日常』その1 『弾けた日常』その2 『弾けた日常』その3-New! 『楔』 『ウソツキ』(↑『楔』のこなた視点) コメントフォーム 名前 コメント ...
  • 『こなかがライフ』
    「ふ~、さすがに疲れてきたヨ。」 「そうね…こうも荷物を移動すると、腰とか腕とかもうくたくたよ。」 「かがみがもう少しラノベを減らしてくれたら…」 「あんたがあんなにグッズとか持ってくるからでしょうが!!人のせいにすんな!」 とあるマンションの一室で、大きな声が鳴り響いた。 『こなかがライフ』 全く、こなたも少し考えて欲しいわよ!なんでこんな量のグッズを持ってくるかなぁ。 天候・気温・運勢も最高の日に引越しできるって言うのに、これじゃあ台無しよ! ゆたかちゃんにみなみちゃんまで手伝いに来てるのに…。 「あの泉先輩…さすがに私もこれはさすがに多すぎるかと…」 「うん、持っていくときに私もそう思ったんだけど…」 「そうよ、いくらなんでもダンボール8箱は多すぎるわよ!」 「いやいや、10箱だよ?まだ、下の車に残ってるから。」 「なお悪いわ!!こんな...
  • 作者別保管庫(5スレ目)
    1-63氏  キンモクセイ 1-166氏  ミッドナイト 4-50氏 雪解けの二人 4-234氏 そして、采は投げられた 例えばドミノが倒れるように(↑の続き) 追われて、追って(↑の続き) ホンネ? 4-465氏 萌えたら負け(vol.6-8) 萌えたら負け(vol.9)(オリジナル設定あり) 4-870氏 寂しさは秋の色、温もりは紅葉色 1-500氏 まえかがみ・ぱにっく! TFK 5-239氏 かがみにこなかがスレを見せてみた 5-974氏  りばーすたー 卒業の日 狂(鏡)想曲 小なたまとめ その1 その2 その3 その4 その5 特別編1 特別編2
  • 作者別保管庫(3スレ目)
    ◆各作品のあらすじ有.verはこちら 1-166氏 秋の夜の出来事 (続・お見舞い(2009年版)の続編) 1-176氏 負けるな! マイノリティ 1-472氏 泊まった日・夜 (泊まった日の続編) 泊まった日・朝(↑の続き:挿絵 4-50氏) 1-500氏  タマゴのこころ、ニワトリのこころ(前編) タマゴのこころ、ニワトリのこころ(後編) 2-716氏 勉強会 小なたまとめ その1 その2 その3 その4 その5 その6 特別編 ※1-500氏の『タマゴのこころ、ニワトリのこころ(前後編)』をお読みになった上でご覧になる事をお勧めします
  • 作者別保管庫(2スレ目)
    ◆各作品のあらすじ有.verはこちら 1-63氏  もし、こなたが例のシーンを見ていたら? 1-166氏 お見舞い(2009年版) 続・お見舞い(2009年版) 1-316氏  雨降って地固まる(シリアスもの) 1-472氏  おまじない 終わりじゃなくて、始まり 泊まった日 1-636氏 シャボン玉 『泡沫──うたかた──』~シャボン玉 Konata side~ 2-94氏 かがみいじめ(キャラソンネタ/少しキャラ壊れ注意) 2-274氏 セカンドライフ セカンドライフ 第2話『雨あがり』 2-560氏 泣き虫こなたん 慰め編 2-716氏 2人 2-907氏 100%?アイアイアイ 小なたまとめ その1 その2 その3 その4 その5 特別編
  • こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(1~5スレ目)
    こなかがスレSS保管庫・あらすじ一覧(1~5スレ目) ———————————————————————————————————————— 題名  作者名 投稿されたスレ  あらすじと設定(舞台、状況、関係、視点など)  前作→(本作)→続編(または派生作品) ※あらすじという名目上、極力控えめにしてはいますが、ネタバレになる事はあります。 ———————————————————————————————————————— 作者別保管庫(1スレ目) かが×こな前編   1-63氏 1スレ目  鬱要素/救済あり。かがみの目の前で事故に合ってしまうこなた。こなたを失って、かがみが彼女に対する気持ちを自覚したその時、(…キタコレ)という言葉が頭に響く。二人の甘いひととき。  (本作)→「かが×こな後編」 かが×こな後編   1-63氏 1スレ目  鬱要素...
  • 作者別保管庫(1スレ目)
    ◆各作品のあらすじ有.verはこちら 1-63氏 かが×こな前編 (鬱要素/救済あり) かが×こな後編 (鬱要素/救済あり) …もしも、こなたが原作版と入れ替わったら? 前編 …もしも、こなたが原作版と入れ替わったら? 後編 1-80氏 無題 1-166氏 お見舞い 誕生日 耳 夏の日の思い出 1-176氏 催眠術 無題 1-316氏 かがみが残してくれたもの(前編)(死人あり・鬱/救済あり) かがみが残してくれたもの(後編)(↑の続き) 卒業したら・・・ 1-472氏  万引き(いじめ/多少救済あり) 二人だけの空間 さんにんきりでなにしてる 1-500氏  1巻86p『秘密の小箱』より 3巻47p『広く狭い』より ラストサマー・ホリデー(夏の終わり) 夜更けに降る雨 1-636氏 かがみの誕生日 1-65...
  • 作者別保管庫(6スレ目)
    1-472氏 磁石の両端 もっと速く 1-500氏 かがみのみぞ汁 2-716氏  こなた庇護計画発動 どうにも止まらない 2-907氏 変わるものと変わらないもの 4-234氏  チェックメイト(追われて、追ってからの続き(完結)) へべれけかがみん あふたー 当たるも八卦… 4-465氏  萌えたら負け(vol.10) 5-974氏 放課後のぬくもり 25話? 未定後 25話? 未定後 番外編 壊れ狂(鏡)想曲 こなたの初恋 こなたの誕生日 6-16氏 “dislike” 6-149氏 環状線を走ってた 6-200氏 愛は藍より出でて愛より青し 6-377氏 神無月はもう過ぎた 6-445氏 据え膳食わぬはオトメの恥 6-626氏 ポッキー折り損のくちびるもうけ 6-600...
  • かがみのおっぱい
    ある日の事だった。 今日もかがみが自分の体を気にしている事を私に漏らしていた。 かがみ「はぁ…また太っちゃったかなぁ?」 こなた「いやぁ、かがみんはこの位の量が丁度いいよ。」 かがみ「はぁ?何の話よ!?」 かがみがそういうと、私はすかさずかがみの後ろに回りこみ、かがみの胸を鷲掴みにした。 こなた「こことかね、ほら!」 かがみ「きゃっ…ちょっとこなた…やめなさいよ!!」 かがみはいつも期待通りの反応をしていた。 私はそのままかがみの胸を揉みまくった。 いつものように軽い冗談のつもりだった… 所が何だろう…段々変な気持ちになってくる。 かがみ「もう、いい加減にしなさいよ!やめてよ!!」 かがみの怒鳴り声でふと我に返り、かがみの胸から手を離した。 こなた「…ごめん、かがみ」 かがみ「あれ?...
  • 作者別保管庫(11スレ目)
    9-310氏 かがみまもり(聖夜は素直にの続編) 『かがみ開きすぎっ!』(鏡開き作品) 10-45氏 うつるもの4(うつるもの3の続き) うつるもの5(↑の続き) かがみ日らき(鏡開き作品) 4-234氏 零れ落ちるもの(始まりの予感の続編) ホントの気持ち 10-79氏 スバラシキセカイ 雨の後の夜空は(謳愛後のアフターストーリー) 5-974氏 想う二人 カオス狂想曲(7スレ目自重できない狂想曲・作者自重しろの続き) 穏やかな日 6-774氏 1月5日・朝 (無題8-709の続き) 1月5日(↑の続き) 1月7日(↑の続き) 1月10日(↑の続き) 8-616氏 5年越しのラブレター・前編(鏡開き作品) 5年越しのラブレター・後編(鏡開き作品) 6-600氏 彼方に告げる思い・前編 4-465氏 無題(4-465氏 鏡...
  • 擦れ違いのその後に
    『擦れ違いのその後に』 「擦れ違い……ねえ」 そんな私の呟きに反応したのか、隣にいるこなたがスッとイヤホンを外した。 「……どったの、かがみん? 急にそんなこと言い出して?」 「いやね、テレビでやってた映画がさ、若いカップルが擦れ違いながらも結ばれるっていう内容だったのよ」 ふとテレビに視線を戻すと、映画はもう終わっていてニュース番組が放送されていた。 こなたとの話のほうが重要と判断した私は、それに集中する為にテレビの電源を消した。 「それはまた随分と古典的な……今時そんなの流行らないよ」 「昔の映画だったからね~。ていうか、あんたも一緒にいたんだから内容分かるだろ?!」 「いや~、私こっちに夢中だったし! それにイヤホンも付けてたしさ~!!」 こなたは目の前にのテーブルにあるノートパソコンを指差しながらそう言った。 画面表示を...
  • 第12話:空気だけ抱きしめて
    【第12話 空気だけ抱きしめて】 こなたは放射線治療室から出てくると、急に具合が悪くなっているようだった。 大量に放射線を浴びると、放射線宿酔といって一時的に乗り物酔いのようになることがあるとかがみは医者から聞いていた。 身体を丸めて頭までシーツの中にもぐるこなた。 かがみがそばに来ても、反応はない。 (こなた) かがみは心の中の声で呼びかける (せめて、こっちを見なさいよ) こなたはかがみに背を向け、無言で、全く動かない。 静かにかがみは、こなたの布団に手をかける。 起こさないように、静かにゆっくりシーツをめくる。 我慢しているのか、こらえているのか、こなたはかたく目を閉じている。 ……いいかげんにしなさいよ もうすぐ抗がん剤の効果が現れ始めて、またビニールテントに入って直接触れることすらできなくなるのよ。 そして無菌室に入ったら...
  • リバーシ
    夏休み。 いつも通り、こなたはわたしの家に来ている。 ただし今日はこなたとわたしの二人だけ。 まあ二人きりだからと言って、別に特別なことをしている訳じゃないんだけど。 「かがみ、ちょっとこの英訳みて」 今日はこなたは珍しくやる気を出して勉強している。 どうやら夏休みも終盤にさしかかり、ようやくエンジンがかかってきたらしい。 こなたが今差し出したライティングのノートにしても、昨日のうちに家で解いてきた問題のようだ。 「はいはい。 うーん…これは前段との関わりから来ているから、前のページのこの節の…」 そんなことをいいながらページをめくると、ノートの片隅にこなた独特の読みづらい文字で小さくメモ書きがあった。 きっと夜中にでも問題を解いているうちに、なんとなく書いたものなのだろう。 「今月の目標、身長+5㎝…ねぇ」 ぽつりとそこに書かれた言葉を口にする。 「あっ!消し...
  • 「Me and Bobby McGee」 その1
    「Me and Bobby McGee」その1 「この上、雨かぃ … 傘忘れた。」  最低至極の心持だった。 最悪の床敷きを突き抜けた、どん底の気分。 ―まさに、とどめとばかりだな。  久米田某なら、自分の引き出しに有り余る罵詈雑言でこの辺の感情をどう表現するだろうか。 そんな事をふと思い付く程に。  現代ネット文化に象徴される、言葉の意味の軽薄化の傾向がここまで一般化していなかったら、既に餓死していそうな人物だが。 「悪いことは大概続く、ってな。 法学部でありながら現実を見落としてきた罪への、香西教授直々の罰と知れぃ、ってかw」  私とは逆に、ドイツ観念論と禅を軸に日本法学の新たな可能性を指摘したプレゼンが大ウケだった小駕籠沢が茶々を入れてくる。  だからお前は来るとこ間違ってんだよ。隣のキャンパス戻って哲学でもやってろってのに。...
  • Fields of Gold (前編)
    「んぅ… ふぃーっ!」 「何よ、わざとらしい」 閃光。 轟音。 ハラハラ落ちる光の粒子。 反応して首が上を向くと、かがみは即座に立ち上がり、少しよろめきながら、私の顔の真ん前にある窓のカーテンを開けてくれた。 漆黒の闇に並ぶ町の光。その中から真っ直ぐに下る… あ、これは私が頭を下にしてるんだ。 基、昇りゆく光が、 空の只中で四方八方に、けれど一定の調和を保ちながら規則正しく炸裂する。 続く、指先にまで響く、懐かしい重低音。 …夏の風物詩、花火だね。 今日は池袋で花火大会だっけか? 穴場観覧スポットがこうも身近にあるとはねぇ。 ここは、文京区千石のかがみの部屋。 4階っていうのは移動が面倒だけど、風通しもよくて暮らし易いね。空き巣も少ないだろうし。 私はすぐ隣の豊島区に住んでるから、こうして暇を見つけてはかがみのアパートに押し掛けて、家事手伝いなんかに励んでいる。...
  • 画像保管庫(21スレ~)
    7-438氏 雨の日のトラブル 赤い糸 避難所スレ2スレ目記念 [´・ω・`] 氏 眠れぬ夜 6-774氏 見つめる二人 19-737氏 お早めにお召し上がりください(かがみの誕生日記念作品) 狂信者M氏 織姫と彦星(かがみの誕生日記念作品) 18-349氏 双子とねこなた(かがみの誕生日記念作品) 11-307氏 えへへ、か~がみっ♪ あんず飴(かがみの誕生日記念作品) 泣きこなた(こなたを泣かせてみたい。をイラスト化) 11-228氏 梅雨☆doki 天の川の下で(かがみの誕生日記念作品) OVA衣装で けもけも コテ無し氏 テンタイカンソク 8-784氏 声を聴かせて 今日は何色? 当世腐女子絵図 マーキング いつだってラブフラグ イベントクリア 百合時空 下校途中でつかまえて 言わせてみたい(顔に書いてあ...
  • 脅迫ゲーム
    脅迫ゲーム わからなかったんだ ふりまわされてたんだ 気づけなかったんだ 言い訳になっちゃうけど ほんとはそんなつもりじゃなくて ただ あなたのことを ―― したくて それで私は 柔らかい鎖を用意したんだ だから そんな顔しないで もっと 笑っていて お願いだから 1  12月に入ってすぐの第一日曜日。今にも雪の降りそうな、暗い曇り空のある日。私はその計画を実行に移すことにした。この日のために、どれだけ考えただろう。どれだけタイミングを窺っただろう。どうして自分がこんなことをしようとしているのかは、はっきりとはわからない。ただ、そうしなきゃいけないっていう、すごく強い思いはあった。そうしないとダメなんだよ…って、ずっと誰かに言われ続けていた気がする。思い返せば、チャンス自体は前からあった。けど、あのことに気づいたのはだいたい3ヶ月前くらい。...
  • 「Me and Bobby McGee」 その2
    「Me and Bobby McGee」 その2  身近な存在でなければ気付けない部位。 道理や効率云々は別として、自分の矜持がどうしても受け付けない面。  この子は既に、肉親にそれを見出している。 つまりは精神面で「対等の付き合いができ始めている」。   幼少時から、最も甘えられる存在― 「母親」抜きに、その分過密な父子関係を経てきたが故に。  途端に、今まで親の脛をかじりながら、さも当然の如くその事実を人目の付かないねぐらの藪中に放り込み、  一方で他人を俯瞰する視点に堂々と鎮座していた自分の態度が、限りなく滑稽なものに思えてきた。 「車は、自分の収入確立できるようになってから、かな。 駐車場代もあるし。 それまでに運転の方を忘れなきゃいいけど。」 「そっか。」  そう、立場の違う人間に発言権はない。 ...
  • 夢の中で
    ある日の放課後、教室にした忘れ物をとりに行くため私は全力で校舎内を走っていた。 もう日も傾き、真っ赤に染まった廊下には誰の姿も見えず、少し、怖い。 「早く行ってこなた達に合流しましょ」 そう言って私は自分の教室のドアに手をかける。 誰もいないはずの教室……そう思っていた。 「かがみ……」 先に帰ったはずの、私の大切な人……泉こなたに声をかけられるまでは。 「こなた……なんでここにいるのよ?」 「かがみにどうしても言いたいことがあってね、ずっと待ってたんだ」 ちょっと待って、それはどういうこと?こなたとは先刻バス停で別れたばかりだ。 そのこなたがずっと私を待っていた?ここで? でも、そんな思考も次のこなたの言葉で霧散してしまった。 「あのね、私……かがみのことが好きだよ」 好き……その一言に心臓が飛び跳ねる。 「ずっと好きだったんだ、ツ...
  • You Know You're Right -Cherry Brandy Mix-(2)
    「あんたの不調は、あんただけの問題じゃない。」  半開きの上瞼を更に歪めるこなたの顔面に、桜一輪を投げつけ、腕を組む。 花はこなたの唇に軽く当たり、その掌に収まる。  さて、本来の自分の本位を見失っているこの子に、お誂え向けの言葉、とは… 「周りに居る人間も、少しは自己主張してもいいだろうに?  … あんたの迷惑にならない程度に、ってのは、心掛けてるつもりだけど。」  これ位、かな? 模擬裁判の時も迷うが、相手を尊重した言葉遣い、ってのは、意識し過ぎると逆に判り辛く、ぎこちなくなる。  それでも、こなたには通じたらしい。 百万語を応酬しあうも良し。 無言の内に言い包めるのも良し。 ―それが、私達だ。 「ごめん。」 「いつもの事だ。」  ― にっ。  両者の次元が一致したことの合図。 取り敢えず、同じ地上に立たなけ...
  • り乗人二
    「......ン」 視界の端へと流れていく景色を眺めていると、後ろにいるこなたが小さく声を漏らした。 と同時に掴まれていた制服が少し引っ張られる。 無意識かもしれないけど、それがなんだか嬉しくて。 誰に見られてるわけでもないけど照れ隠しに空を見上げてみると、そこには見知った青色の空。 「...かがみ」 「ん?」 背中越しに名前を呼ばれた。 振り返りたいけど、さすがに二人乗り中に後ろを向くのは危険行為だ。一応法律で禁止されてるしね、コレ。 短い返事と肩の動きだけで答えると、サラッと髪を撫でられる感触が返ってきた。 ――コイツは... 髪なんてもう何回も触られているのに、それでもこいつに髪を触られる度高まってしまう胸の鼓動がうるさい。 梳かす様に何度も髪の毛に指を絡めてくるこなたの指がくすぐったくて、でもやめて欲しくなくて。 そんな自分の...
  • 泊まった日・朝
    眩しい光に照らされて、目を覚ます。 もう、朝か……。 開けっ放しの窓から、小鳥の囀りが聞こえてくる。 ……お約束だなあ。 夜は長いと思ってたけど、やっぱり短くて。やっぱり朝が来て。 少しだけ、夜を反芻する。 まだ数時間しか経ってないのに、ずいぶん前のようで、それでいて、ついさっきのことのような、不思議な感じだ。 あれから、二人で私のベッドに入って……。 色々、した。いや、されたのかな。 何だか記憶が曖昧だ。 全体の雰囲気は覚えてるけど、細かく何をされたかまでは覚えてない。 隣を見ると、かがみがすぐ近くですやすやと眠っている。 寝顔も可愛いなあ……。 かがみを起こさないようにして、そっと起き上がる。 そういえば、つかさとみゆきさんはどうしてるかな。 昨日は結構悪いことをしてしまったと思う。二人ともほとんど空気だったし。 いや、それ...
  • 自立した意思
    こなたとかがみは、互いの子供たちを結婚させることを約束した。 それは、高校時代に叶えられなかった想いの代償、 あるいは、それを強いた運命への復讐だったのかもしれません。 そうは云っても、想いを託される方にも想いはある。 そんなこんな、いろいろ煮詰まった、ある夜のこと。 ・・・・・・・・・・・・ 「最近、オレは本当に こなみ が好きなのか、  それとも、それが仕組まれたものなのか、わからなくなる時がある」 「そうね。でも、かのとくんと私が結婚して、お母さんやかがみさんの想いが少しでも叶うなら、  それはそれで、素敵なことだと思うヨ」 「悔しいけど、オレもそう思う」 「それでも、私たちも来年は高校卒業だし、自分たちの将来は自分たちの意志で決めるべきだと思うの」 「そうだ。結婚も、あくまで自分の意志でするんだ。 ...
  • いふ☆すた Episode 1.5 - A ~収穫期~
    こなたが好き。 昨日よりも。 今日のお昼のときよりも 夕方、別れたときよりも。 お風呂に入る前よりも。 電話をかけたときよりも。 一秒前より、一瞬前より… 確実に今、こなたがスキ。 封印すると誓った想いは風船のように絶えず膨らみ、まるで消されてしまうのを呪うかのように私の心をさいなむようになっていた っ…こなたぁ… 深い痛みに耐えられなくなった私は、自分の身体を投げ出すように、自室のベッドに倒れこむ。 そのまま仰向けになり無気力にだらりと四肢を投げ出した私は、閉じられたまぶたを開き、周囲に視線を這わせてみた。 机の上にはやりかけの宿題。 手のそばには折りたたみ式の携帯電話が、まだ、私の体温を残したまま、半開きの状態で残されていた。 私は再びそれをそっと手に取ると、手馴れた操作で発信履歴を確かめる。 ほんの数分前に残る履歴。 ...
  • 奇跡から幸福へ
    小さな子が泣いている。 その子はとても小さくて、とてもか弱そうで……とても……。 ……そう、こなた……こなたに似てるんだ……。 ……あれ……私……何を……? ……っ!!そうか……私は……こなたを庇って……。 ……こなたは? ――みぃ……。 ……小さな子が何かを言っている。 ――がみぃ……。 「――かがみぃ!!」 ――奇跡から幸福へ―― 「……っ!!」 ……私は……柊かがみ……。 ……ここは……病院? ……確か私は……こなたを庇って……。 ……こなたは!? こなたは無事!? 「……ん……」 気が付くと何やら黒い塊が私の上にのしかかっていて……ってつかさか。 「……おーい、つかさー。起きろー」 つかさは寝ている...
  • 『ウソツキ』
    私にとって、かがみやつかさ、みゆきさんと一緒にいる時間は宝物だった。 キラキラと光る宝石のような時間は、何にも変えがたい大事な時間だった。 ・ ・ ・ だった。 『ウソツキ』 その日、何時ものように駅で待ち合わせたかがみの顔色が随分悪かった。 覇気はなく、うつむき加減で、やや青白い顔色。 隣のつかさに聞くと、寝不足と女の子の日が重なったのだという。 そりゃあ辛いだろう。 かがみは割と重くなるときがあるようで、こんな風に辛い表情をしたまま登校するのを何度か見かけたことがある。 おまけに、今回は寝不足も追加付与されている。 どうせ勉強に熱が入ったのだろうけど、ほどほどで止めておけばよかったのに。 せめて気持ちだけでも軽くなって欲しくて、そう言ったのだけど。 「うるさい」 一言で終わらせられ...
  • 今日の小なた16(こなかがBBS)
    こなかが浪漫ス! かが「また、えらくアンタの好みに合いそうな漫画ね・・」 こな「最近はオタクな女子を扱う漫画が増えたからね! 完全に私の時代が来たワケだよ!」 かが「こういう文化が浸透したというか、ある意味開き直ったというか・・」 こな「しかし、漫画だと良くオタクな主人公に完全一般人の友人ができたりするけどさー」 かが「あー、確かに・・一般人とオタクの認識の違いが、こういう作品のキモなんでしょ?」 こな「でもさ、実際はそんな事滅多に無いよねぇ・・じゃない? かがみん?」 かが「・・ちょっと待ちなさい・・どう言う反応を返せばいいんだ、ソレ・・」 こな「フフ~、何でも有りませんけどー? ところでかがみん、話は変わるんだけどさ」 かが「ん?」 こな「かがみんてオタクだよね?」 かが「いや、話が変わってないわよ!?」 こな「かがみはゲマズにも、メロンブックスにも、とらのあな...
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