らすと・ばたりおん
概要
ヒトラー(フューラー)率いる第三帝国の軍勢。
橿原明成がかつて記した「イン・ラケチ」出版に基づくラスト・バタリオンの噂が現実となり、
後半に
珠閒瑠市を襲撃してきた。
多数の機械化された兵士やロボットを有し、珠閒瑠市の無秩序化と混沌の拡大をさらに悪化させた。
蝸牛山・カラコル・4神殿・シバルバーなど重要な地域各所で出現する。
PS版では「NATIZ」カテゴリの敵で性格も「ナチズム」だったが、
PSP版では「帝国兵」カテゴリの敵で性格は「主義者」となった。
また、一部の敵名の変更(SS(PS版)→親衛隊(PSP版)。ナチスの親衛隊を意味する略称故)、敵ボイスの変更などがなされている。
考察
市内各所で炎上テロが起こり始めた頃からラスト・バタリオンの噂は流れ始めるが、
多分イデアル先生が野外音楽堂炎上の際、狂乱して叫んでいた
「ヒトラーの手先の鬼畜生め」という言葉が出現の引き金となったのだろう。
橿原本人も妻・純子に依頼され浮気調査をしていた私立探偵・轟大輔を
ラスト・バタリオンの一員と勘違いした挙句時計台から転落死しているのだから。
余談
基本的にPS版のムービーの使い回しであるPSP版だが、
「ラスト・バタリオン襲来」のムービーだけはナチスの象徴・ハーケンクロイツがドイツの伝統的な象徴であるバルケンクロイツ(鉄十字)に修正されている。
また、PSP版『ペルソナ2罰』でアメノトリフネ7Fで転送機を発見した時の達哉のセリフも、
PS版では「ナチ印だった」という物が、PSP版では「鉄十字だった」に変更されている。
最終更新:2018年06月12日 22:02