動作確認済OS
現在,P2P@iは以下のOSでの動作を確認しています.
- NetBSD 4 Beta
- Linux 2.6系列
- Debian etch
- Ubuntu 6.10
- OpenSuSE 10.2
- Fedora Core 6
- MacOS X
- Panther
- Tiger (Power PC)
- Tiger (Core Duo)
ソースコードのダウンロード
まずはじめに,ソースコードをダウンロードしてきます.
また,CVSからでも取得可能です.
CVSから取得するには,プロンプトから以下のようにします.
% cvs -d:pserver:anonymous@p2pati.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/p2pati login
% cvs -z3 -d:pserver:anonymous@p2pati.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/p2pati co -P p2pati
ここで,パスワードを聞かれた場合,何も入力せずリターンを押して下さい.
コンパイルとインストール
P2P@iのコンパイルには,以下のソフトウェアとライブラリが必要です.
コンパイルの前にこれらがインストールされているか確認して下さい.
- libtool 1.5.22 またはそれ以降
- automake 1.9.6 またはそれ以降
- autoconf 2.13 またはそれ以降
- OpenSSL 0.9.8c libcrypto ライブラリとヘッダ
ただし,MacOS Xの場合,XCodeをインストールするのみでコンパイルできます.
また,tun/tapドライバを利用可能にして下さい.
最近のLinuxやNetBSDならば,デフォルトでオンになっています.
もしも,オフになっていたら,カーネルオプションを変えて下さい.
コンパイルとインストールは以下のように行います.
% cd p2pati
% ./bootstrap.sh
% ./configure
% make
% su
# make install
インストールした後,設定ファイルなどの読み込み権限をルートユーザのみに制限します.
# chmod 600 /usr/local/etc/p2pati/*
WEB UIへアクセスするユーザ名とパスワードを変更します.
# vi /usr/local/etc/p2pati/p2patid.conf
P2P@iの起動
以下のようにして,P2P@iを起動します.
P2P@iはルート権限の下起動して下さい.
# /usr/local/sbin/p2patid
デーモンモードで走らせたい時は,-dオプションを付けて起動して下さい.
# /usr/local/sbin/p2patid -d
P2Pネットワークのためのポート番号と,WEB UIのためのポート番号は-pと-wオプションを使って指定できます.
# /usr/local/sbin/p2patid -d -p 4649 -w 9200
起動した後,Firefox等から,以下のURLへアクセスして下さい.
http://localhost:9200/
ポートの開放
P2P@iでは,P2Pネットワークのためのポートを開放する必要があります.
開放するポートは,TCPとUDPの4649番ポートになります.
このポート番号は-pオプションで変更できます.
コンピュータの時刻あわせ
P2P@iは,リプライ攻撃を防ぐ目的で,パケットにタイムスタンプ情報を付加して送信します.
したがって,コンピュータの時刻が大幅に狂っている場合,通信できない可能性があるので,利用する前に時刻あわせをしてください.
アンインストールします
# make uninstall
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orz...
最終更新:2007年06月13日 07:46