通いなれた道を手を繋いで歩く。
私は寂しがりだから一緒にいる時はいつも触れてたいの。
私の右側を歩く
私より少し高い身長のアナタを見上げるのが好き。
私はわがままだから
いつだって女の子扱いしてくれないと嫌なの。
アナタはもう全部気付いていて
みんなと別れた後
二人きりになるとすぐ
手を繋いでくれる。
だから私はうれしくて
素直に指先を絡めるんだ。
手を繋ぎながら
通いなれた道を歩く。
アナタはいつだって
本当に自然に
左手で私の右手を繋いで、
ごく自然に車道側を歩いてくれる。
女の子扱いしてくれるのがうれしくて
いつだって私は甘えられるんだ。
通いなれた道を歩く。
いつだって手は繋がれてる。
『ねぇのっち??』
私より少し背の高いアナタを見上げる。
『ん〜?なぁ〜に??』
ヘラッて笑いかけてくれる。
『だぁぁぁいすきよ!!』
アナタが可愛いって言ってくれる満点の笑顔で伝えた。
またヘラッて笑ったアナタは
繋いでた手を前後にブンブン振って
『しぃ〜ってるよ〜』
なんて、顔は前を向いたままふざけて答える。
だけどうれしそうに笑うアナタを見て私までうれしくなるの。
『あ〜ちゃんっ!!』
急に呼ぶからびっくりするじゃん!
『なぁに??』
またヘラッて笑う。
『なぁ〜んもないっ!』
だけど繋いだ手から
『好きだよ』
って聞こえた気がした。
通いなれた道を歩く。
季節は春。
桜の花びらが
二人の時間を
より一層優しくしてくれた。
手をブンブン振りながら
ヘラッて笑いながら
私の心を盗んで返してくれないアナタ。
優しい桜の花びらが
私の心を染めた。
アナタに染まったピンク色のハート。
最終更新:2009年04月10日 01:04