手を繋いだ帰り道。
いつだって包み込む手はあったかい。
この時間が好きだ。
私の左下
目線だけでチラッと見る。
やわらかいふわふわの髪が長いまつげに少しだけかかってる。
そっと繋いでない右手で
髪をわけてやる。
『ん、ありがと』
こんな動作も当たり前になった二人の関係がうれしい。
いつからだっけ?
自然と手と手が触れ合ったから
思い切って握ってみたら
ギュッて音がなるほどに
握り返してくれたあ〜ちゃん。
いつからだっけ?
毎日のように一緒に歩く帰り道。
『今日の夕飯なぁ〜に〜?』
『ん〜冷蔵庫なにあったっけ??』
『わからん・・・』
『もぉ〜のっちんちでしょ〜』
『だってもうキッチンはあ〜ちゃんのテリトリーじゃけぇw』
『調子いんだから〜wスーパーよってこっ!』
なんでもない会話が
幸せを運ぶ。
いつからか、
当たり前になった光景に
幸せを感じる。
手を繋いで歩く帰り道。
先に『好き』を伝えてくれたあ〜ちゃんの
ピンク色の頬が可愛くて、
つい顔が綻ぶ。
あ〜ちゃんのピンク色が移ったみたいな桜の花びらが
私の頬をかすめて
私にもピンク色を残していった。
最終更新:2009年04月10日 01:05