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「へー…それで?」
「付き合うことになっちゃいましたー!!」


のっちが朝からハイテンションなのは、そういうことか。


「『なっちゃいましたー!!』じゃないでしょ?
誰のお陰じゃと思っとるん?」
「もちろんゆか様です!」
「ん。よろしい。この恩を忘れるでないぞ。」
「ははぁー!!」


のっちが元気になって良かった。
あの日からしばらくの間、ほんと意気消沈って感じだったから。
てか、ゆか凄くない?!
のっちの告白作戦を決行させたのだって、
あ〜ちゃんからの相談を受けて上手いこと進めたのだって、
ゆかが頑張ったからでしょ?
ちょっと後でのっちにアイス奢ってもらおー!



今日は終業式前日ということで、午前で授業が終わる。
HRが終わるとすぐにあ〜ちゃんがやってきた。


「あ〜ちゃーん!!」


あ〜ちゃんの姿を見かけた途端、のっちが大声で叫ぶ。


「そんな大声じゃなくても聞こえるわ!」


そんなのっちをあ〜ちゃんは突っ込む。
のっちはしょんぼりしだした。
あ〜ちゃんはツンデレだからなぁ…。
少し頬が紅いのは暑さのせいではないでしょ?


微笑ましい二人を見て、素敵なことが本当に起きたんだと実感して幸せな気分になれた。
きっと二人はずっとこんな感じでうまくいくんだろうって誰も疑わなかった。


でもね。
それは少し、甘かった。
ゆかも、のっちも、あ〜ちゃんも。





つづく








最終更新:2009年04月10日 01:26