サイドK
『のっちは本気じゃよ。』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『まだ好きなくせに。』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『本当は会いにきてほしいんでしょ?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『苦しめてごめんね。だけど、みんなののっちも抜け駆けも、とっくに解禁したんよ?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『知ってるんでしょ?のっちの気持ち。』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『今、どこに住んでるの?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『伝えるのはあ〜ちゃんの役目でしょ?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『ゆかちゃん?のっちのこと、いらないの?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『・・なら、あ〜ちゃんもらうよ?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声が心臓を突き破る。
サイドN
『わからんのよ。』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『でも絶対聞き出すから』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『だからもう少し待ってて?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『今でも好き?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声が震えてる。
『好き以外の言葉は見つからない。』
久しぶりに口を開く。
電話のむこう、あ〜ちゃんの呼吸が洩れた。
『・・・そっか、、そうだよね!絶対にまた会えるよ!絶対に聞き出すから!』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
『だから、、のっち、もう悲しい顔しないで・・・ね?』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声が震えた。
『なんちゃってぇwへへっ、ちょっとかっこつけすぎた??w』
電話のむこう、あ〜ちゃんの声。
無理に笑ってくれたあ〜ちゃんの声は鼻にかかってたけど、気付かないふりをするのが精一杯の優しさだった。
『ありがとう。』
それだけ伝えて、電話を切った。
最終更新:2009年05月13日 22:58