死にネタを含みますので苦手な方はスルーして下さいm(__)m
気分を害する恐れがありますのでご注意下さい。
…………。
遠くで誰かが呼んでいる。
起きなくちゃ。
ゆかちゃんかも知れない。
目を覚まさなくちゃ…。
目覚めるとまだ真夜中で。
一緒に眠りに着いたはずのゆかちゃんの姿が見えない。
ゆかちゃんっ!!
嫌な予感がする。
胸が騒ぐ。
A『ハァハァ…ッ、ゆかちゃん!』
心臓が止まりそうで息が出来ない。
それでも私は走る事を止められない。
大切な人が呼んでるから。
独りで泣いてるから。
カーテンが揺れてる。
また、ここだ…。
走るのを止め、ゆっくり歩いて足を進める。
怖くて仕方ない。
もしそこにゆかちゃんが…。
行きたくない。
見たくない。
でも、大事なあの子があたしを呼んでるから…。
A『ゆかちゃん…?』
月を見上げる彼女はゆっくり振り返り微笑んだ。
K『あ〜ちゃん、おこしちゃった?ごめんね。』
あたしは首を思いっきり左右に振った。
A『……ゆかちゃんに呼ばれたから。』
K『ふふ……、やっぱりあ〜ちゃんには隠せないね。』
視線を月に戻し言葉を続ける。
K『ほんとは……、見られたくなかったのになぁ〜。月に帰るとこ。』
ドクンッ!!
A『ゆ、かちゃん?』
K『さっきからね、お迎えがうるさいんだ。』
へへへっ
って月に向かって笑うゆかちゃんに涙が滲む。
『3分前デス。』
A『!?えっ?……何っ??』
どこからともなく聞こえて来た音声。
K『お迎えのタイムリミット……。』
A『うそっ!?』
早すぎる。
さっき覚悟を決めたばかり。
まだまだいっぱい伝えたい事あるのに。
まだまだ一緒にいたいのにっっ!!
A『やだ……。行っちゃやだよっ!』
K『ごめんね。もうすぐみたい。』
月から視線を戻し、笑うでも泣くでもない顔であたしに言った。
A『ゆかちゃん!あたしゆかちゃんに言いたい事いっぱいあるのっ!
まだ聞いて欲しい事もいっぱいあるのっ。やだよ、やだぁっっ。』
K『最後まで一緒にいられなくてごめん……。あ〜ちゃんのためなら何でもしてあげたかった…。まだあ〜ちゃんと一緒に居たかった……。
あたしだって、ゆかだって行きたくないよっ。あ〜ちゃんと離れるなんてやだ……よ。』
ゆかちゃんが初めてはいた弱音。
!!
泣いてる……?
近寄って月明かりの下、ゆかちゃんの顔を覗き込む。
長くて重た目の前髪が影を作ってるけど、
でも確かに泣いてる。
ロボットの彼女が……。
最後にあたしがして上げられる事は…、何??
『30秒前デス。』
A『………ゆかちゃん。また次も絶対ゆかちゃんんとこ行くからっ!……だからそれまで待っててくれる?』
K『うん、待ってるよ。いつまでもあたしはあ〜ちゃんを待ってる、あ〜ちゃんしかいないもんっ。』
『10秒前デス。』
A『うん、絶対だよ?待っててよっ。』
『5秒前、3、2、1。』
A『ゆかちゃん、愛してるよっ。』
K『ふふ、ゆかも愛し…』
ブォン。
何かの電源が落ちるような音。
その直後、ゆかちゃんの瞳から光りが消えた……。
A『ゆかちゃん…?ゆかちゃん?!ゆかちゃんっっ!!』
いやだっいやだっいやだっ!
あたしも連れてって!!
あなたのいないこんな世界で生きてたくないよっ!!
ゆかちゃんとの思い出が頭に次々流れる。
やだっやだっやだっ!
ゆかちゃんのとこに行けないのなら全部忘れたいっ。
忘れられないならっ!
いっそ壊れてしまいたいっっ。
こんな世界なんていらないっ!!!
ブォン。
あたしの頭の中にも、あの電源の落ちる音が響いた……。
アタシガモシモヒトデナケレバ。
アナタガモシモヒトデアッタナラ。
ゆかちゃ縺縺∪んA?K,aa縺ョx?あ∪??‘OA?∪薔A
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縺ばいO?EA%‘OA?∪ィ○縺“??d?ばいmォ縺¢?iEェ。
(完)
最終更新:2009年05月14日 00:02