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あれから半年
私たちの生活は一変した。
彼女を住んでいたアパートから、私の部屋に連れて帰った。
一人で歩きたくないと言った坂道を、
『これからはまた一緒だよ。』
と言って、
『もういい加減ずっとそばにいなよ。』
と、私は一緒に住むことを提案した。
季節は夏から秋へ移り変りはじめて、
肌寒くなった天気に、彼女のぬくもりが心地よかった。
それと一緒に、私たちの気持ちも関係も、
昔みたいに笑いあえていた。


大学二年の冬、
に、なる少し前。
私と彼女の共同生活は始まった。
少しずつ心のカサブタも剥がれ、
冬が本格的に寒くなる前には、傷跡も完治した。


『これからは我慢しなくていいから。何でものっちに言えばいいよ。』
またいなくなったら困るのは私も一緒だ。
無言のまま頷いた彼女は、にっこり笑って言った。


『のっち・・・同棲だね?』
『うん。』
『なんか緊張するな//』
『うん?』
『これからお世話になります・・・w』
『ははっwお世話します。』
『ふふっw逆じゃない?』
『うん。逆だw』
『ふふふっw』
『お世話になりますw』
またふふって小さく笑った彼女が、
『・・・ねぇ?のっち・・・』
優しい口調で名前を呼ぶ。
『ん?なに?』
自然と私も優しくなる。


『ゆか、今幸せだよ?』
彼女の言葉に涙が出そうになったのを必死で堪えた。


『もっと幸せにするよ。』


私たちの共同生活は始まったばかり。







最終更新:2009年05月14日 02:10