今日は久々に3人でのデート。
とりあえず、のっちん家で後はいつも通りかな。
早めに出たこともあって30分前にはのっちのマンション前に着いてしまった
「…早過ぎかな」
とりあえず、のっちに電話しようとバッグに手を入れた。…その時。
「ふ、ふーくん!?」
手に触れたのはゆかの可愛いハムスター。癒やしのふーくん。
…ってオイ!
「…どうやって入ったん?」
可愛いこの子に関しては怒れん。
両手で包み込むように持ち上げて目を覗きこむ。
…あれ?ふーくんの目の色が変……
ドンと全身に衝撃が走った。
「痛ぁ…ふーくん!?」
どこを見渡してもおらん…ってか、ここ何処…?
さっきまで立っていたはずの狭い道路は広く、短く刈ってあった芝は森みたい…
ふと、隣に目をやる。
これって……ゆかのバッグ!!!
しかも、有り得ない位デカいんですけど!
恐る恐る自分の手足に目をやる。
…そこには可愛いあいつの毛並み。
ちっちゃな手足があった。
…ゆか、ふーくんになっちゃったの…?
そっかぁ……
えええええええ!!!!
キモイ、キモイよぉっ!ふーくんじゃなくて自分が!!
…なにこれ?何てファンタジーですか?これ。
その時、背中から影が出来た。
後ろに何か、デカいのおる!!!
「あれ?ハムスター…」
あ~ちゃんだ!
……あ~ちゃん…ゆかよ!気付いて!!
ピーピーかすれた鳴き声で訴える。たすけて、あ~ちゃん…
「もしかしてチョロ!?」
惜しい!あ~ちゃん、コッチはふーくんなんよ…って今はそんな場合じゃなかった。
「…どうしたん!?ゆかちゃんに捨てられたんね!?」
違ーーーう!!!
「大丈夫よ、あ~ちゃんがゆかちゃんにガツンと言っちゃるけぇ」
………。
こうしてゆかは、ひとまずあ~ちゃんの手の中に収まって目的地に向かった。
最終更新:2008年10月10日 18:10