SIDE-N
「あれ?あ〜ちゃん大丈夫?なんか顔赤いけど…」
「だ、大丈夫!あの、あ〜ちゃん用事思い出したから、帰るねっ」
「え、あ…うん。わかった。」
あ〜ちゃんは慌てて部屋を出ていった。
ゆかちゃんは不思議そうな顔をしている。
あたしはそんなゆかちゃんを見て一息つく。
玄関から直接この部屋が見えない作りで良かった。
ゆかちゃんの声が聞こえると同時にあたしはあ〜ちゃんから身体を離した。
服装と息を整えて、あたしは何も無かったかのように装った。
「用事って何だろ…」
「あー、なんかお母さんと何か買い物行く約束してたとか言ってたよ。」
平気な顔で嘘ついて。
そんな歌、あったなぁなんて思いながらゆかちゃんに答える。
「ふーん。そうなんだ…残念。せっかく新しい味買ったのになぁ…」
ゆかちゃんは袋からピノを出してさっそく食べはじめた。
「あ、この味いける。のっちも食べる?」
「あぁ、うん。」
「はい、あーん」
ピックで刺されたピノを口元に。
それを一口で食べると、ゆかちゃんが目をキラキラさせながらあたしの感想を待っている。
「ん、うまい」
「でしょでしょ!」
「次はのっちが食べさせてあげるね。」
あたしはピノをピックを使わずそのまま指で掴み、
ゆかちゃんの口元に持っていく。
ゆかちゃんは何の戸惑いも見せずに、指ごと口に含む。
ピノの冷たさとゆかちゃんの舌の熱さ。
口の中からピノが溶けて無くなると、
そこにはチロチロとあたしの指を舐める舌しか感じない。
(*ero)
ゆっくりとゆかちゃんの口から指を出して、見せつけるように舐めた。
僅かに残るピノの味。
「…誘ってるの?」
「どっちが?」
「のっちが、だよ。」
「お互い様なんじゃない?」
ついさっきまであ〜ちゃんを押し倒していた所にゆかちゃんを寝かせる。
平静を装っても、正直あたしは酷く興奮していた。
あ〜ちゃんに触れた興奮がすぐ止む訳がなかった。
まるでさっきしたことを再現するみたいに、
あたしはゆかちゃんの服の中に手を入れ撫で回す。
「ひゃ、あ…ん、ぁ、のっ…ち」
ブラをずらし、胸を揉む。
固くなった突起を服の上から甘噛みすれば、
ゆかちゃんの声は一層大きくなった。
ショートパンツのチャックを開けて、そこから手を突っ込む。
窮屈ながらも下着の上からそこを撫でるとピクンと身体が跳ねた。
さっきのあ〜ちゃんの反応と重なる。
あたしは今まで以上に興奮する。
「感じてんの?」
あたしのそんなイジワルな質問にゆかちゃんはコクコク頷く。
ここからはさっき出来なかったこと。
あたしは下着の中に手を進めた。
慣らすこともなく、いきなり指をゆかちゃんの奥まで入れる。
ゆかちゃんの中は熱い。
でも今あたしはあ〜ちゃんの中はどうなんだろうって考えてる。
ほんと、最低だよね。
「はぁ、はぁっ…いつも、より、激しくなかった…?」
イッた後すぐゆかちゃんは息を荒げたままあたしに聞く。
「そうかなぁ?」
「絶対、激しかった、はぁ、はぁ…」
「でも好きでしょ?激しいの。」
「…嫌い、じゃない」
「だったら良くない?」
理由なんて聞かないで。
つづく
最終更新:2009年05月14日 03:57