Side K
あ〜ちゃんの要望で子供服を扱っているお店へ行くことになった。
別に買いに行くわけじゃないけどね?
ん〜、それにしても、お店までの道が混んでる混んでる。
人だらけですよw
そういえば、今日は休みの日だっけ?
そりゃしょうがないね。家族でお出掛けってとこかな。
とまあ、そんなわけで、はぐれるといけないからってあ〜ちゃんが抱っこしてくれてる。
混んでてくれてラッキー♪とってもお得な感じw
のっちもはぐれないようにって、あ〜ちゃんと手を繋ぐチャンスとばかりに言ってきたけど…。
「大丈夫だよ〜。はぐれて一人になるののっちだし。」
「えwあたしならはぐれても良いの?」
「うん、あたしは別に大丈夫だよ?いざとなれば携帯で連絡できるし。」
「…さいですか。」
残念。折角のチャンスだったのにね?
がっくり肩を落としているのっち。
「あ〜ママ、ちゅないであげればいいのにぃ。」
あ〜ちゃんに抱きついて、のっちに聞こえないようにあ〜ちゃんと話す。
「いいの〜。こんなとこで手ぇ繋ぐなんて、恥ずかしいもん。」
あ〜、そういうことね〜。
「ホンマにはぐれちゃうかもよぉ?」
「平気平気wだってぇ…。」
と、話してる途中で
「うおw」
あ。
「あ、あ〜ちゃぁ〜n……。」
のっちの声が遠ざかっていく。
……。
人ごみに流されていったのっち。
「…はぐれちゃったょ?」
「ふふwホンマじゃねw」
でも、どこか嬉しそうなあ〜ちゃん。
「心配じゃにゃいの?」
「ん?だって、のっちだもん。だぁいじょうぶよ〜。このまま行っちゃおw」
「あ〜ママが良いなら良いけどぉ。」
ま、確かにのっちだし。って良く分からんけど。
しばらくあ〜ちゃんと二人で、いちゃいちゃできるし?
「ゆかちゃん、どんな服が似合うかな〜?せっかくだし、可愛い服着せたいな〜。」
「いっちゅも、地味じゃけぇ。今日くりゃいはあ〜ママの好きなのにしゅる。」
「良いの?ホントに色々見たいけぇ、付き合ってくれるん?」
「もちりょん!」
「へへぇwやっぴぃー♪」
いろいろ話しながら歩いてると、不意にあ〜ちゃんの腕が誰かに掴まれて。
人の流れの外へと引っ張り出された。
「やたぁwやっぱりあ〜ちゃんだ。ぴんぽ〜ん!のっち大正解!」
そのままの勢いであ〜ちゃんを抱きしめてるのっち。
「こんな所におったん?」
「ははw結構流されちゃってさぁ〜。まいったまいったぁ。」
でへへぇ。と笑っているのっち。
嬉しそうなのは良いんけど…。
「二人ともくりゅしぃ…。」
「あぁwゆかちゃん、ごめんごめん。」
ぱっと離れるのっち。
「もぅw私のことわしゅれんでよぅ。」
二人の間に挟まれて、ちょっと苦しかったのです。
「だ〜から、ごめんてぇ。」
「あたしもごめんね?」
「う。あ〜ママは良いんよ。抱きしめたんはにょっちじゃけぇ。」
「へいへいwそうですね。」
「ぁ。でも、にゃんでりぇんらくもなしに、あ〜ママ見ちゅけたん?間違ったりゃ、恥ずかしぃじゃろ?」
「え?ああ、だってあ〜ちゃんて、なんか周りの人よりキラキラして見えるけぇ。人がいっぱいおっても見つけられるんよ♪それに、今日はゆかちゃんもおるし!」
まったく当然のように言ってのけるのっち。
「ね?言ったじゃろ?のっちなら平気だってぇ。」
あ〜ちゃんすっごい嬉しそうに返しとるけど、
「なんかラブラブ゙じゃねぇw」
好きな人なら何処にいても見つけれちゃうって?
「へ!?そっ、そんなんじゃないよ?」
明らかに同様してるあ〜ちゃん。
「あ、やっぱそう聞こえる?」
のっちは相変わらずデレデレ。
「違ぁう!ぅwのっちなんか知らん!」
ぷいっと踵を返し、のっちを置いてお店への道を歩き出す。
「ちょっとぉwな、なんで置いていくん?」
あせあせと後ろから付いてくるのっち。
「また、にょっちとはぐれちゃうよ?」
「良いの。」
「にょっちだからぁ?」
「…。うん、ちゃんと見つけてくれるもん。」
すこし照れながら、でもニコニコのあ〜ちゃん。
後ろから必死についてくるのっちは、なんだか頼りないけど…。
のっちが見つけてくれるって、信頼しとるんねw
はぁ〜。
なんだかんだで、この二人はやっぱりラブラブじゃね?
でも、のっち。今日は私ちっちゃいけぇ、こっちの方が有利なんよ?
—つづく—
最終更新:2009年05月23日 17:50