隣で大きく欠伸をしている君。
ちょっと潤んだそのひとみが可愛いね。
少しだけ君に寄りかかりながら何食わぬ顔してみると、君はちょっと眉を下げてこっちに視線を向けてくれる。
そんな事が嬉しいなんて、あまりに単純すぎて自分でも笑ってしまう。
「幸せだね」
この気持ちが伝わればいいなって、君の左手に指を絡めてみた。
ちょっとビックリしたように引っ込めてしまいそうな指を強く握って逃がさないよ。
照れ笑いなのかな?頬っぺたが赤いよ?
微笑んでみれば、子供みたいに笑い返してくれる君が愛おしいと思う。
こんなに君に惹かれていくなんて思わなかった。
友情が恋に変わったあの日から、私の中で君の存在は膨れるばかり。
とめどない愛しさはどうしたらいいのかな?
なんだって受け止めてくれるその両腕は私の気持ちも受け止めてくれた。
どうして、そんなに優しいの?
私の気持ちの方が大きいような気がしてちょっとだけ冷たくしても、君の両腕に抱かれただけでバカみたいって思えるの。
君はいつだって変わらない愛情を向けてくれる。
その愛情を独り占めできるのが私であることが嬉しい。
「すきだよ」
その一言で、私はいつだってどこだって幸せになれるから嫌になるの。
「だいすき」
お返しで言った言葉に、真剣な瞳を向けてくれる君にいつだってドキドキしてるなんて知らなくていいよ。
繋いだ掌に少し力を込めてみれば君も同じように返してくれる事が嬉しいと思うの。
どうしてそんなに幸せをくれるの?
私を君無しじゃ生きていけなくさせたいの?
ずっと前から君のいない世界じゃうまく息ができないのにね。
「放さないでいて」
祈りのような願い。
「放さないよ」
誓いのような返事。
もう君無しじゃ生きてなんていけない。
「ゆかちゃんをずっとアイシテル」
どこまでも君は優しいね。
私は君に溺れていくばかり。
「のっちをずっとアイシテル」
君も私に溺れてしまえばいいのに。
君だけに伝える甘い告白。
最終更新:2009年05月25日 21:44