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仕事から帰ってきてソファ-でくつろいでいると、我が愛娘ゆかちゃんがトテトテとやってきた。
「にょっちとあ~ちゃんちゅーしてぇー」
「もー甘えんぼさんだなぁゆかちゃんは。はい、ちゅー…んぶっ」
なぜかゆかちゃんお気に入りのウサギのぬいぐるみから顔面にパンチを喰らった。
「ちがうのっ。もーアホにょっち!!」
「んなっ!!お、おとーさんに向かってアホとは!!そんな言葉どこで……」

一瞬の間を置いてその発言元と思われる人物を非難の目で見つめる。
あっ、目ぇ反らされたっ。ひどいよあ~ちゃん…。

「ゆかがゆったのはぁ」
ゆかちゃんの声で視線を戻す。
「あ~ちゃんとにょっちがちゅーしゅりゅにょっ!!」
隣であ~ちゃんが凍りつくのが分かった。
私もびっくりやら恥ずかしいやらで声が出ない。
二人とも黙ってしまったからか
「…ちゅーきりゃい?」
と悲しそうに見上げてくる。
「い、いやいやいやそんなことない!!むしろ好きだよ!?」
ただキスは見せものじゃないと言いましょうか…。
ってゆーか正直娘に見られるのが恥ずかしい!!
あ~ちゃんもそう思ってるんでしょ?
見るとそこには予想通り顔を真っ赤にしたあ~ちゃんが。しかしここは…
「あ~ちゃん。ここはゆかちゃんの為に、ね?」
「うぅ…恥ずかしいよぉ…」
「のっちだって恥ずかしいよ…」
徐々に顔を近付ける。そんな私たちをゆかちゃんはキラッキラな瞳で見つめているのでした。


最終更新:2009年12月24日 19:04