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テーブルには、ごはんだけ綺麗に食べられたあ〜ちゃんのお皿。
のっちが色んな思いを詰め込んだカレーは、あ〜ちゃんには食してもらえなかった。
普通に考えればのっちちょっと可哀想過ぎるけど、気にしない。
のっちのところに天使が来てくれたんだ、多少のことは多目に見よう。


「こんなにおいしいのに」


もぐもぐもぐもぐ…
のっちはカレーをひたすら食べた。
残ったってのっちが食べればいいんだから、なんのことはない。
3日は食べ物に困らないね!


「信じられん…」
「なんでよ?おいしいよ?」
「違う、その食べ物のことじゃないけ」
「じゃあ、なに?」
「これじゃ…」

これ?
これってなによ……


っ!!


「……あ、…あ……あ」
「信じられんわ…」



ギャ〜〜〜!!


なんてこったい!
のっちの秘蔵っ子
『嫁と姑のイケナイ食卓〜今夜は二人でクリご飯〜』
を、あ〜ちゃんが手にしている…

どうしよう!
これはのっち大ピンチ!?

しっかり隠してあったはずなのに!


「これにも、ごはんになんか混ざっとる」
「へ?」
「白いのはごはんじゃろ?これはこれだけで食べたほうがええ」


あ、ごはんの話?
確かにパッケージにはおいしそうなほかほかの栗ご飯が載ってるけど…そこ?


「変な食べ物ばっかじゃ」
「そ、そうだね!シンプルなのが一番だよね!」


助かったぁ〜…
あ〜ちゃんはAVとか知らないんだね…
裸で女の人がポーズとってるけど、そこはスルーなんだね…


「も、もう寝よっか!?なんか色々あってのっち疲れちゃったよ!」
「ほうじゃね」
「お風呂入ってくるね」
「なん?それ」

え?お風呂も知らないの?

「え〜っと、身体を綺麗にする場所?っていうか」
「あ〜ちゃんも綺麗にしたい!」


おぉ〜っと、思わぬチャンス到来!?

「じ、じゃあ一緒に入る!?」
「うん!」


キタ〜〜〜〜!!
えぇ〜、マジで?
みなさんごめんなさい!
のっちは今から夢ドリームな空間を楽しんできます!

あぁ…なんて大どんでん返し!
素晴らしい一日の締めくくりになりそうだ!


さっきのAVもそうだけど、天使はきっと裸くらいなんでもないんだろうな。


「じゃあ行こう!」
「うん!」


ヤバイよヤバイよ。
のっち今なら死ねるよ!
いや、ダメだ。まだ死ねない!
美しい天使の姿を目に焼き付けなきゃ!


「のっち、はよ」
「はいは〜い」


〜続く〜






最終更新:2009年05月30日 23:51