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SIDE-N


「ん、…ふぁ、、」


隣で聞こえる甘い声。
唾液の絡まる音。
いくら疲れてると言っても、すぐ近くでされたら…。
あたしの意識は覚醒しつつあった。


「ん…あ〜ちゃん、ブラしてない?」


ゆかちゃんのその一言で、完全に目が覚めた。


「だって…もう寝る気、だったし…」
「ふーん…でもゆか、まだ寝かせないよ?」
「ひゃぁ!…、っ」
「…あ〜ちゃんの胸、大きいよね」
「まだ何もしてないのに…ココ、すごく固くなってる」「や、ぁ…ん!」
「大きいし、敏感…あ〜ちゃんエッチだね…」
「そんな、こと…ぁ、っ、はぁっ、」
「ああっ、んっ!…ゆ、かちゃ…ん!!」
「あ〜ちゃん、可愛い…」


目は閉じているから、今二人がどういうことをしているか具体的にはわからない。



「結構濡れてる…」
「は、あっ、…ん、っ」
「まだ直で触ってないのに、クチュクチュいってる」
「ぁ…っ、やぁ、っ」
「ココとか…起ってるし」


ゆかちゃんの発する言葉やあ〜ちゃんが漏らす声を組み合わせて、
どこをどうしているのか想像する。
だんだんと興奮してきた。
あたし、やっぱ変態?


「ふふっ、糸引いてる…」「あ〜ちゃん、ココすごいよ」
「ふぁ、…っ喋ら、ないでっ」
「なんで?息でも感じちゃう?」


ゆかちゃんのイジワルな質問はきっとあたし譲り。
あ〜ちゃんの反応が見たいけど、ゆかちゃんの誘いを断った手前起きづらい。


「正直なあ〜ちゃんには、ご褒美あげる…」
「はぁっ…!ゆ、かちゃんっ!」


ピチャピチャいってる…。
一体、何してるの!?


「あ〜ちゃん…ココ、キモチイイの?」


再びゆかちゃんのイジワルな質問。


「ちゃんと声に出して言って?」


ゆかちゃん、そんなことしたらっ…。


「…キモチ、イイ。」


あ〜ちゃんの甘い声。
あたしはもう頭の中がショートしかけてる。
心臓もバクバクいってて、下腹部が熱くなるのを感じた。


いきなりさっきよりも一段と大きなあ〜ちゃんの声が響く。


「ぁあん!っや、はぁっ!」


クチュクチュという水音が一緒になって聞こえてくる。


「そんな大きい声出したら、のっちが起きちゃうでしょ?」
「で、もっ…はぅっ、」
「もうのっち、起きてるかもしれないけど…」




ゆかちゃんのその一言に違和感を感じる。


しまった…嵌められた。
ゆかちゃんはあたしを最初から起こすつもりで、
わざとあたしに聞こえるように言葉を選んで言っていたんだ。
そしてあ〜ちゃんにも、あんなことを言わせて。


「声、我慢できる?」
「ム、リっ!んっ、あ…」


急にくぐもったあ〜ちゃんの声。
ゆかちゃんが口を塞いでるんだろう。


「ん…ココがイイんだぁ…」


さっきより水音が増している。


「んんっ、ふぁ、っ!」


しばらくすると、一層高い声が漏れた。
それと同時にあたしは上体を起こす。


「あー、もうっ!」


我慢できない。


力尽きたあ〜ちゃんが驚いた顔であたしを見る。
その一方でゆかちゃんが少しだけ笑ったのを見逃さなかった。



あ〜ちゃんの上に覆い被さっていたゆかちゃんは、
あたしの伸ばした脚の上に移ってきた。


「のっち…やっぱり起きたぁ」


指についたあ〜ちゃんの蜜を舐めながら挑発するような目つきであたしを見る。


「のっちもエッチだね…」


ゆかちゃんは余裕のある顔をしている。
いつまでその余裕がもつか。
ゆかちゃんは今、自分のおかれてる状況がわかってないね。


「…うん、エッチだよ?でもさ、ゆかちゃん…」


普段より上にあるゆかちゃんの顔を見ながら、あたしは手を腰にまわす。
そのまま下に手をやり、脚に跨がっているが故にあいてしまった空間からミニスカートの中に手を入れた。


「ひゃっ、う、…っ」


やっぱり。


「こんなにグチョグチョになってる人に言われたくないなぁー」


もう下着は役割を果たしていなかった。
横から指を下着の中に差し込む。


「あ〜ちゃん責めながら濡らしちゃって…ゆかちゃんの方が大分エロくない?」
「あっ、はぁっ、…!」


突起を弾きながら、入口付近をユルユルと擦る。
こんな緩い刺激じゃ、きっと物足りない。
わかってるけど、いや、わかってるから指をそれ以上進めない。
ほら。



「ぁっ、のっ…ちっ、」
「ん?何?」
「わか、ってる…くせにっ…」
「何が?」


あたしを罠に嵌めた、罰だよ。
ゆかちゃんだって、ちゃんと言ってくれなきゃ。


「っ…はぁ、ぁ…もうっ…入れて…」


顔を真っ赤にさせながらそう言ったゆかちゃん。
あたしの衝動を駆り立てるのには十分過ぎた。
一気に二本の指を入れて、中を押し広げるように動かす。


「あぁっん、やっ、は…!」


無意識にあたしの指に合わせて腰を動かすゆかちゃんは、余りにも官能的で。
あたしはそれだけで軽くイッてしまいそうになった。


「エッチなゆかちゃんも好きだよ…」
「ゃ、あ、あっ、のっちっ、もぅ…ぁっ…!!」


多量の熱い蜜があたしの手に絡み付いた。


「んっ…のっ…ち」


まだ乱れた呼吸のまま、ゆかちゃんはあたしに噛み付くようなキスをしてくる。
それに応えながら2回戦に入る準備として上の服を脱がせようと
スカートの中から手を出した瞬間、あたしはゆかちゃんに組み敷かれた。
両手首を完全にホールドされちゃってる。


「え、なんで…?」
「はぁ、はぁ…のっち、まだまだ詰めが甘いよ…」


ゆかちゃんの方が、やっぱり一枚上手だった。
横から体力を回復したらしいあ〜ちゃんが近付いてくる。


「のっちぃ…ゆかちゃんとあ〜ちゃんと一緒に、イイコトしよっかー?」




何これ?
全部罠なの?


そんなことを思っても、あたしの混乱は与えられる甘い刺激に掻き消された。




こういう罠なら嵌まっちゃってもイイかも、ね。





おわり






最終更新:2009年05月30日 23:56