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※微er


「な、なに、」
ゆかちゃんに抱きしめられる。そのまま、掌が背中を這う。
「や…ゆか、ちゃ…」
背中に何か、ぞわぞわとした感覚が走る。
「んー?」
「や…め、」
「ゆか、背中触ってるだけだよ?」
「…!」
かっ、と顔中に血が集まった気がした。

…恥ずかしい。

「ふふ、可愛い」
「…っ」
耳元にかかる吐息が甘くてどうにかなりそう。


しかも今日初めて会った人なのに、なんでこんな事になってるんだろう。
なんであたしはそれを許してるんだろう。


「…もっと触って欲しい?もう止めて欲しい?」


ゆかちゃんがまた小さく笑った。
それだけで心臓が大きく鳴った。
「ねぇどっち?」
「…あ、」
「ねぇ、あ〜ちゃん」
「あの…っ…」
答えられない。何ていっていいか分からない。
そう躊躇っていたら、いつの間にか彼女の体が離れていた。

「…冗談すぎちゃった。ごめんね」
「え…?」
「さっき初めて会ったばかりだもんね。だから、今日はここまで…ね」
にっこり笑って、ゆかちゃんは立ち上がった。
「ゆか帰るね。またメール、くれる?」
「ぁ…う、ん…」
「ありがと。じゃ、またねあ〜ちゃん。…あ、それからオムライス、美味しかったよ」


…バタン。


「…」
体から力が抜けてしまって、何も出来ない。
ただ、ゆかちゃんが消えていったドアを見ている事しか…それ以外は、何も…。



  • 続く-






最終更新:2009年06月17日 12:33