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サイドK


のっちの中はあったかくて、それまで冷ややかな目をしていたのにもかかわらず、
見つめる目まであったかくて、、、なんて錯覚した。


矛盾する二つの感情が私の中で渦。
本当、ドロドロしてて救いようがない。


ねぇ?
浄化してよ。
私のこの感情を洗い流してよ。
受け止めてくれなくていいから、
許して?
ただ許して?


好きになってしまったことを、、。



『早く、いかせて?』
耳元がゾクゾクする。
座位のまま首にしがみついてくるのっち。
『ねぇ?はやく、、』
憎たらしい程に、色っぽい。
あぁ、毒だな、これは、、。
何も言えないまま押し倒すと、意地悪に笑った。


まいったな、、。なんも言えない。
もう負けが決定、、。
悔しいから、今まで体験した中でも一番気持ち良くしてあげる。
のっちを取り巻く
他のどんな子よりも、、。


ヌトヌトと絡み付く指先がグチャグチャと音を鳴らすから、
完全に負けが決定した私は非常に恥じらいが増す。


何これ?順番間違った?
違う。そんなつもりじゃなかった。
のっち?もっとよく見せて、、意地悪なその顔。
願わくば私の前だけで。


『のっち、きもちい?』
声が聞きたい。あなたの低くて冷めきって、でもどこか艶っぽい声が。
『うん。くせになりそう』
あ、また笑った。完全に負けだ、、。



『のっち、、、』
静まればいいのに。
感情も行為も、嘘のように凪になればいいのに。
のっちは何も言わない。待ってるだけ。


『好きに、なりそう、、』
静まればいいのに。
感情も行為も、いっそ夢であればいいのに。
のっちは何も言わない。待ってるだけ。


もう無理だ。動きを強める。音が響く。声があがる。


『何とか言ってよ!』



つづく




最終更新:2009年06月17日 13:40