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ため息をこぼしては自分をなじる。

幸せなこの瞬間を壊したいの??



シャワーを浴びて少しさっぱりしたら、なんだか心も軽く晴れたみたい。

タオルで頭をガシガシやりながら無意識に携帯を手に取る。



携帯依存症。



満たされてない訳じゃないのに満足出来てない自分に気付きながら携帯は放せない。

いつものようにあのサイトに行くとメッセージが届いていた。


「恋人と別れました。」

嘘?!

ショックとともに何か心に穴が開いた感じ。

メッセージの主にあたしは親近感を抱いていた。
のっちとはわかり会えない部分をこの人とは共有出来るような気がしてた。
のっちより大切な人はいない。
あ〜ちゃんとのっちは比べられない。
どちらも大切、だけど色が違うからどっちも大切。

でものっちはあたしじゃないから。

わかり合えない部分もあるし、逆にのっちじゃない誰かの方がシンクロ率高い事だってあって当然。

100%を望むほど子供じゃないし、
50%で満足出来るほど大人でもない。

不安定な、子供で大人。それが20歳のあたし。


たまたま見つけたその人は、そんな不安定さが似てた。
好きとかそんなんじゃなく、ただ”自分”を見てるようで気になっただけ。

”自分”を好きになれるほどあたしはまだ大人じゃないしね。


だからこそ、恋人とは上手くいって欲しかった。
どこかでこれからのあたしたちの指針にしていたのかも知れない。

思いの他、ショックは大きかった。



のっち……っ。


無意識に彼女に助けを求めるあたし。
携帯片手に愛しい人を思い浮かべその場にへたりこむ。


あぁ、まだこんなにも
好き、が溢れてる。



いっそ、壊してしまえば楽になるかな。


(続く)





最終更新:2009年06月17日 13:47