K『……別れて。』
N『何を……?』
K『あたしと別れて欲しいの。』
N『えっ?!』
突然の終止符宣言に目を白黒させているあなた。
K『急で悪いなって気はするけど、うん……。』
N『や、っ、なんで?えっ?!ごめん、意味わかんない……。』
八の字になる眉毛が愛おしい。
K『……他に好きな人が出来たの。』
嘘。
ホントは怖くて逃げ出したいだけ。
N『……。』
K『……じゃ、そう言う事だから。』
気持ちを悟られないように、
弱さを見せないように、
あなたに背を向け歩き出す。
よかった。
これで幻滅される事はない。
よかった。
これで失う恐怖から開放される。
なんて卑怯で弱くて愚かなあたし。
傷つく前に終わりを選ぶ
そんなあたしをまだ綺麗だと言ってくれますか?
(続く)
最終更新:2009年07月17日 21:59