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  • Nocchi-



仕事の帰り道。
携帯がなる。

「もしもし?」
「もしもし?彩乃?仕事終わった?」
「うん。今、帰りの途中。」
「じゃあさ、ご飯食べにいかない?」
「いいよ。いつものとこ?」
「うん。そうそう。俺、先行ってるから。」
「わかった。あと、10分くらいで着くと思うから。」

あたしは電話を切り店に向かい歩き始める。

あたしには付き合って半年になる彼がいる。
彼には悪いけど、利用してるだけ。
だって、彼氏がいれば誰も
ゆかちゃんが好きだなんて思わない。



彼との食事を終え、家に帰る。
彼は優しいけど、一緒にいると少し疲れる。利用しといて、そんな風に言うのは
どうかと思うけど。
だけど、別れる訳にはいかない。
少しでも ゆかちゃんが好きだというのを悟られる可能性をなくすため。

つくづく、あたしって嫌な人だなって思ってしまう。


でも、仕方がないこと。
あたしの この想いは世間では煙たがれるから。
バレた時、どう対応すればいいかなんて分からない。


こんなのっちだけど、もし...
万が一、のっちの想いに気付いても

ゆかちゃんは友達でいてくれますか?





最終更新:2009年07月17日 22:22