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あれから、あ〜ちゃんはいつも側に居てくれた。
私の悩みを真剣に聞いてくれた。私に向けて話してくれる言葉を一言も聞き漏らさず、真剣に聞いた。
あ〜ちゃんは私の不安を少しずつ消してくれた。
考えもまとまって、親も了解してくれた。
大学は辞めずに卒業する。まぁ、もう一度三年生やらなきゃいけないけど。で、大学に通いながらハコでバイトする。ハコの人に頼んで夜から出来るように、在学中はバーテンやモギリをやらしてもらい、卒業したら社員で雇ってもらえるようになった。
ここまで前に進めたのはあ〜ちゃんのお陰だ。
私の中であ〜ちゃんの存在は確実大きくなっていた。



ある日、バイトをしているとゆかちゃんがやって来た。
「のっち!」
「あぁ!ゆかちゃん、今日一人?」
「うん、あ〜ちゃんは家族でご飯だったさ。」
「ほんと、仲良いねw」
「だねwそう言えばさぁ…。」
「んー?」
「のっちってさ、あ〜ちゃんの気持ち気付いてるでしょ?」
「え…?」
あ〜ちゃんの気持ちって私の思ってるのと同じ?
「ゆか、勘良いの知ってるよね?」
やっぱ、そうゆうことか…。
ゆかちゃんが勘が良いのはよく知ってる。エスパーかって思うくらい勘が良い。
「うん…。気付いてるよ…。」
「のっち、どうするの?」
「…わからない。でも…。」
「でも、何?」
「…あ〜ちゃんの事は大切だって思ってる。」
「そっか、まぁ、二人の事だからゆかは口出ししないけどさ。」
「うん…。」
「でも、もう逃げちゃダメだよ。自分の気持ちからもあ〜ちゃんの気持ちからも。」
「大丈夫!もう逃げないよ!」
「うん!じゃ、ゆかライブ見てくるから、頑張ってね!」

そうだよなぁ。ゆかちゃんもずっと心配してくれてたんだもん。
あの頃の自分は一人ぼっちだと思ってたけど、本当はずっと一人ぼっちなんかじゃなかった。
いつも、あ〜ちゃんとゆかちゃんに見守られながら、助けられながら生きていたんだ。
気付くの遅すぎたね。
でも、二人が居てくれて本当に良かったよ。ありがとう。




つづく





最終更新:2009年07月22日 22:34