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K



ある日からのっちは見違えるように変わった。
あ〜ちゃんから少し話を聞いて納得出来た。
何があったのかは本人から聞かなきゃ分からないけど、もうゆかが聞く必要はない。
喉の奥につっかかっていたものはちゃんと吐き出せたんだもん。
良かったね、のっち。
ただ。まだ、これで終わりじゃない。
ねぇ、のっち。あ〜ちゃんのお陰でここまで頑張れたんでしょ?
だったらさ。次はあ〜ちゃんの為に頑張れないかな?
のっち、あ〜ちゃんの気持ち気付いてるんでしょ?
だから、避けてたんでしょ?
のっちの気持ちが知りたい。



今日は一人でのっちの働いてるライブハウスに行った。
「のっち!」
「あぁ!ゆかちゃん、今日一人?」
「うん、あ〜ちゃんは家族でご飯だったさ。」
「ほんと、仲良いねw」
「だねwそう言えばさぁ…。」
「んー?」




遠回しに聞いたって仕方ない。ストレートに聞こう。
「のっちってさ、あ〜ちゃんの気持ち気付いてるでしょ?」
「え…?」
「ゆか、勘良いの知ってるよね?」
「うん…。気付いてるよ…。」
ほら、やっぱり気付いてた。
「のっち、どうするの?」
「…わからない。でも…。」
「でも、何?」
「…あ〜ちゃんの事は大切だって思ってる。」
「そっか、まぁ、二人の事だからゆかは口出ししないけどさ。」
「うん…。」
「でも、もう逃げちゃダメだよ。自分の気持ちからもあ〜ちゃんの気持ちからも。」
「大丈夫!もう逃げないよ!」
「うん!じゃ、ゆかライブ見てくるから、頑張ってね!」
そう言ってライブを見ていた。
こんな事わざわざ言いに行くのなんて、十分お節介だけどさ。これ以上はほんとにお節介だ。
あとは二人がどうにかすること。
必ず、二人は上手くいくからさ。
二人は幸せになれるよ。



つづく





最終更新:2009年07月22日 22:35