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今日、あ〜ちゃんが家に友達を連れてきた。


「あっ、ゆかちゃん、だよね?初めまして。」
「…初めまして。」
「大本彩乃です。のっちって呼んでね。よろしく。」
「…よろしく。」
あたしは、努めて無愛想に話す。
「ごめんね〜、のっち。ゆかちゃん機嫌悪いみたい。」
あ〜ちゃんがフォローをいれる。


分かってるんでしょ?
何で機嫌が悪いか。
ここは2人の家でしょ?
大体、もう会わないって約束してくれたよね?
…なのに、何で?

だんだんと気分も悪くなってくる。


「ゆかちゃん、顔色悪いよ。大丈夫?」
のっちが心配そうに聞いてくる。
「…大丈夫です。」
「ウッソだぁ。ダメだよ、無理しちゃ。部屋で休んでなよ。」
「ぅ…ん、じゃあ、そうする。」
「のっちが連れてくよ。」
「いや、大丈夫です。」
あたしのあ〜ちゃんとヘラヘラ笑ってる人の手なんかかりたくなかったので、即答で断った。


あたしは1人で自分の部屋に行く。
が、その途中で ある事を思い付いた。
2人のいる部屋まで戻る。

「ねぇ、のっち。やっぱり部屋まで連れてって?何かフラフラする…。」
「大丈夫?熱あるんじゃない?」
のっちが肩を抱き、部屋まで連れて行こうとする。

「あ、あ〜ちゃん。何か飲み物買ってきてくれる?あと、熱冷まシートも。」
あ〜ちゃんに買い物を頼むと、何の疑いもなく買いに出かけた。



のっちが部屋まで運んでくれて、そのままベッドに寝かせてくれた。
だけど、そのまま お利口に眠るわけがない。

上半身を起こす。

「ダメだよ、ゆかちゃん。寝てなきゃ…!?」

「ん……はぁ…。ちょっ、ゆかちゃん?」
のっちにキスをしてやった。
顔を真っ赤にし、慌てふためいている。

「ねぇ…のっち、何か…シたくなっちゃった。」
上目遣いで言ってみる。
「え、え?シたくなったって何を?」
わかってるくせに、オロオロするのっちが何だか可愛く見えてきた。

「エッチ…しよ?」
「え、いや、でも、ゆかちゃん…病人だし…。」
「いや?」
「い、嫌じゃないですけろ…」
「ふふっ、噛んでるよ。」
そう言って、また のっちにキスをする。

「…ぁ、ふ……ん…!!?」
キスの最中、急に驚いた顔になるのっち。
「ん?どうかした?」
のっちの目線の先を見る…



と、そこにいたのは あ〜ちゃん。

「のっち、ありがとね。後は、あたしが看病するから。もう帰っていいよ。」
妖しげな笑みを浮かべ、のっちに帰るように言う。
そんなあ〜ちゃんの雰囲気におされ、のっちは、そそくさと尻尾をまいて帰って行った。

のっちが帰ってしまったので、部屋には2人。
何とも言えない空気が漂う。
そんな中、あ〜ちゃんが口をひらく。


「ゆかちゃんは、あたしだけに溺れてればいいんよ。」


そのままベッドに押し倒された。





最終更新:2009年08月01日 21:15